雨です~、毎日暑いですね。

昨日息子を姑たちに預けて久々に夫と映画に行ってきました!
もう子ども預けていくところと言えばうちではもっぱら映画と食事です。

今回は『帰ってきたヒトラー』を観てきました。

本当は梅田で観るつもりだったんですが・・・11時半の回はまさかの満席・・・!

この間他の何か観に行った時も満席だったんですよね・・・梅田OS。

「今度は必ず予約して・・・」と思っているのにいつも忘れるんですよね( ;∀;)
連休なめちゃダメ!

皆さんも映画行くときは予約がベターですよ。

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『帰ってきたヒトラー』の簡単なあらすじ

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ヒトラーが過去から現代へタイムスリップ。
『ものまね芸人』と勘違いされたまま全国を津々浦々。
YOUTUBEではあまりのクオリティに再生回数が100万回。
いつの間にかテレビでも引っ張りだこ。
初めは不謹慎さに面白がっていた聴衆だったが、次第にヒトラーの虜となっていく・・・




『帰ってきたヒトラー』の人気は政治への関心の高さなのか

連休ということもあってか満席という、人気の高いこの映画。
「みんなヒトラー好きだなあ」と感心したんですが、一方で「ヒトラーのような政治家を待ち望んでいるのか?」とうがった見方もしました。

この映画のヒトラー。
怖くなるくらい憎めないキャラなんです。
犬を撃ち殺すシーンでは確かに暴力性を感じ、一瞬観る人の脳裏に「ホロコースト」という文字が浮かびますが、それもほんの一瞬。
罪もない愛玩動物が殺されたことなんかすぐに忘れ去られてしまいます。

ただただ自信家で、押しの強い、頭のいい、それでいてちょっとした抜け感もある男。
それがヒトラーなんです。

数年前にヒトラーの演説で話術を学ぶ本なんかが発売されて話題になりましたが、それほどヒトラーの話し方は人を圧倒する力があったんですね。
この映画でもヒトラーをよく研究されているようで、ヒトラーの話し方、言葉の選び方などはすごく特徴的。
大衆に話すときには簡単な言葉で同情し、個々の現状に対する怒りを掘り起こす・・・たちまち人々は彼が「ヒトラー」であることを忘れて夢中になります。

フィクションとノンフィクションの間をうまく利用した映画

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だいたいノンフィクション映画で「完全な」ノンフィクション映画はないです。
人はカメラを向けられると自然と演技をしてしまうものですから。

「所詮、作り物なんだからいいでしょ?」
「フィクションなんだからそんなに怒らないでよ~」

この映画ではヒトラーを実際に街で歩かせています。
そしてドイツ国民から政治不満を聞き出しています。
ドイツではヒトラーに関することはタブーとされていますから、最初は皆面食らいますが、すぐに笑って写真を撮ります。
ヒトラーに会えて光栄だといわんばかりの笑みを漏らします。
きっと「映画の撮影でしょ?」と言いながら・・・

フィクションの中にちらりと見え隠れする人々のノンフィクションをえぐりだしてさらす。
これがゾッとする、なのに笑える映画のからくりです。

印象に残るセリフ

映画監督志望のファビアンがヒトラーに

「また国民を扇動するつもりだな!?」

と言うと、それに対しヒトラーは、

「扇動? 扇動などしていない。国民は自ら私を選んだのだ。私は選出されたのだ」

と返すシーン。

国全体の現状は国民に責任があるのです。

この間選挙がありましたが、投票率は依然として低いままの日本でも響かせたいセリフですね。

笑えるシーンも随所に。

笑えるシーンはたくさんありました。

劇場でもみんなよく笑っていました。
ヒトラーが感電するシーンはしばらく笑いが収まりませんでしたし。

犬が撃ち殺されるシーンでは悲鳴があがってました。笑

でもちょっとしつこさは否めませんでしたね。

副局長が『ヒトラー最後の12日間』の有名なワンシーンをパクッているんですが、正直「必要かなぁ?」と思いました。

犬の殺されるシーンも海外では笑うところかもしれません。もしかしたらね。

モヤモヤする映画はいい映画ですよ

笑いと現実の対比。

笑っていいのか悪いのか?
これってやばくないか?

終わった後「面白かったね~」で済まなさそうな何か。

でもこの「考える材料」を提供してくれるのが映画だと思うんですよね。

そういう意味ではこの映画は観た人を「考える立場」にもっていけるだけ、成功しているといえると思います。

皆さんも観て、モヤっとしてみてはいかがでしょうか?

『帰ってきたヒトラー』 

 78点/100点中




 

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