こんにちは、森雨です!

今回は催眠療法「ヒプノセラピー」を受けたときの体験談です。

ヒプノセラピーって何よ?

『呪詛抜きダイエット』田房永子著

この本にはいろんなセラピーが出てくるんですが、
私が受けた『ヒプノセラピー』はグループではなく、一対一のものでした。

催眠療法(ヒプノセラピー)とは、最新の心理療法の1つで、人間の催眠状態を利用するところに特長があります。現在、米国ではカウンセリングと同じように、一般的に利用されています。

催眠療法(ヒプノセラピー)は、催眠誘導という手法を使って、普段閉じている潜在意識の扉を開け、潜在意識の中に注意を向けていく心理療法です。

通常はアクセスできない潜在意識の中にある膨大な記憶の中から、必要な記憶をすくい上げ、問題解決や自己成長に繋げる心理療法なのです。

このセラピーを知ったとき、
「ええええ?! テレビなんかでやってる催眠療法が自分でも受けられるの? 面白そう!」
と思いましたが、「なんかあやしいな」というのもあってなかなか受けに行けませんでした。

でも、日に日に親のことや自分の幼少期の記憶に苦しんでいく姿を見て、夫が
「何でもいいから病院でカウンセリング受けて来たら」と言ってくれて、それならといろいろネットで探していたら
本当にたまたま近所でヒプノセラピーを専門としてやられている方がいたので行ってみました。

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ヒプノセラピーを受けてみると・・・

指定された場所はマンションの一室でした。
ドキドキしながらチャイムを押すと、

「お待ちしていましたー、森さん」

とにこやかなセラピストの女性に案内されました。

部屋はワンルームで、テーブルと椅子の隣にリクライニングチェアが置かれているだけでした。

ところどころにお花や、天使の描かれた額縁が飾られています。

とりあえず面談からスタート。
悩んでいることを中心にいろいろと自分のことを話しました。
父母に虐待されていたことを話すとびっくりしつつも、何度もうなずいてしっかり聞いてくれたのでちょっと泣きそうになりました。
それまで赤の他人に自分のことを話す機会なんてなかったからです。(ブログでは書きまくってますが)

面談も終わり、じゃあ早速ということでリクライニングチェアに寝そべりました。
カーテンが閉められ、薄暗い中にセラピストさんのスタンドのかすかな明かりだけが灯っていました。

目を閉じ、リラックスした状態になってから微かなBGMがかけられます。

ヒーリングCDによくあるような鳥のささやきとか水の流れの音が流れていました。

「……暖かく、まばゆい光が身体の中に入っていきます……」(こういうことを言っていたような)

「あなたは全身の力を抜き…リラックスしています…」

前世を見られるように言葉で誘導されました。

……が、何にも見えません。

「何か見えましたか?」

「……いえ、ちょっと」

「見えませんか?」

「はい」

「緊張されてますか」

「そうですね…」

事前に見えないこともある、あなたに必要なら見えるだろうし、見えないこともあると言われていたのもあって特にがっかりはしませんでした。

(まあ、別にいっか)

催眠療法って、テレビで見たような催眠術にかかって突然自分がアヒルになる!みたいなものではなく、
本当に意識の中を探っていくような、深い記憶を探っていくようなそんな感じです。

何か探し物をしていて、「ちょっと最後に手にしていた時のことをしっかり思い出そう、うーん」となっている状態のさらに深い感じ。笑

前世は別に見えても見えなくてもよかったんです。

このセラピーの目的は

「インナーチャイルド」とやらに会うことでした。

hipuno

前世の世界を抜け、今度は意識下に住む子ども(自分)に会いに行きました。

「目の前に何が見えますか」

不思議なんですが、見ようと努力すると逆に遠ざかっていくので本当に頭を真っ白にしておきました。

すると、実家が自然と浮かんできました。

「……日曜の、夕方。実家の隣。駐車場」

確かにそこは実家でした。
日曜の夕方だ、とすぐわかりました。

夏休みの夕方、日曜で実家の店(飲食店)は家族連れでにぎやかで笑い声が響いていました。

私はそんな楽しそうな家族連れの車でいっぱいになった駐車場で一人で遊んでいました。

「その子のところに行くことはできますか?」

「その子に何か話しかけてあげてください」

私はとりあえずその少女のところに行ってみました。

その子は私を見て、一瞬いぶかしげな表情を浮かべましたが、すぐに私の手を引きました。

自分の家に連れて行こうとしていたので、素直についていきました。

実家のリビングは真っ暗でした。電気がついておらず、誰もいない。
姉や兄は自分の部屋で勉強しているからだ、とすぐわかりました。

「その子は何をしていますか?」

「私に図書館で借りてきた本や、学校の宿題を見せてきています。遊び相手だと思っているみたいです」

小学2年くらいであろうおかっぱ頭の少女は、嬉しそうにいろいろと見せてきました。

そこで私は(ああ、私はさみしかったんだな・・・)と思いました。
自然と涙が流れました。

小さいころから親は自宅の飲食店で休みなく働き、仕事が終わってもずっと疲れてイライラし通し。

自分の話をしようもんなら「うるさい、あっち行ってろ!勉強しろ!」としか言いませんでした。
姉や兄も私とはあまり遊んでくれず、それどころかよくいじめられていました。

父たちや客の笑い声の聞こえるにぎやかな店に反して、私はいつも寂しさを抱えていました。
それをずっと忘れていました。

「その子に何か話しかけてあげてください。あなたの思ったことでいいですから」

私ははしゃぎ続けるその子をつかまえて、手を握りました。

「○○ちゃんは○○ちゃんのままでいいからね。誰が何と言おうと、人と比べることなんてしなくていいよ」

「ずっと寂しかったよね。でももう大丈夫。大人になってずっと自由になったし、楽しいことも増えたから」

その子はキョトンとしていましたが、私はそれだけ言ってその場を離れました。

催眠が解かれるように、誘導されて目を開けてヒプノセラピーは終わりました。

長い夢を見ていたような、眠っていないのに眠っていたようなそんな感じでした。

確かに『インナーチャイルド』というものはいる。

「アダルトチルドレン」

「インナーチャイルド」

「催眠療法」

鼻で笑って「インチキ商法だ」と言う人もいると思いますが、

実際頭で浮かんできたものが妄想でも私は構わないと思います。

事実、人は「何も考えない」ということが出来ない生き物なので「考えるな・感じろ」と言われても
それはなかなか難しいです。

ヒプノセラピーで見えたものは妄想かもしれないけど、それでも私はインナーチャイルドに
言いたいことを言えたのでよかったな、と思えました。

セラピーを受けて、私が家族に向けた感情が「憤り」ではなくどちらかというと「さみしさ」だということだったんだと思える
ようになって、「もっと自分を大切にしてあげよう」という気持ちになりました。

なかなか面白い体験でした。

おしまい。

おまけ:ヒプノセラピーはちょっと高い

私が受けたヒプノセラピーの一対一のコースは

150分で¥18500でした。

うん、ちょっと高い・・・

でも面白かったです。
何か自分の気持ちを救う糸口になるなら安いかもしれません。

参考までに。

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