前回の記事、

を書きましたが、実は私この『隠れビッチ』を買う時「あ、これセックス依存の話かな」と勝手に期待して買ったんです。
でも違いました。

『ビッチ』は出てくるけど、それは主人公の話じゃなかった。
むしろ主人公は私はヤッてないからマシだという風でちょっとズキズキしました。

今回は少し悩みましたが、どうしても書きたいことだったので
過去のことを勇気を出して告白してみます。

クリスチャンなら「懺悔ルーム」です。苦笑
自戒をもって書いてみたいと思います。

実は私が「ビッチ」だった。

子どものときから毎年好きになる人がコロコロ変わっていました。

なぜかすぐ人を好きになってしまったんです。
どっぷり片思いを楽しんで、思いが伝わらずにまた違う人を好きになる。
好きな人がいない、という状態になったことがありませんでした。

高校のとき初めて彼氏が出来ましたが、その人は好きになった人ではなく好きになってくれた人でした。
でも私みたいな人間にとってそれは一番都合がよかった。

とことん依存しました。

親から与えられなかったものが、ちょっとずつ満たされていくのを感じました。
抱きしめてくれる、「可愛い」「好き」と言ってくれる。

これは私にとって、一番求めていたものでした。

愛を確かめるために、身体を求め続ける。

愛着障害を患う人は、その「愛」がどこから派生したものであれ
とにかくすべてを飲み干すことに尽力します。

相手がどう思おうがお構いなしです。

私は付き合ってすぐに初めての彼氏と寝ました。
それは抱き合うより、キスするより愛を感じました。

いつでも身体を差し出し、相手が気持ちよくなってくれる、行為に応えてくれる
ことに幸せを感じていました。相手がちょっとでも拒むと、

「どういうこと?私のこと嫌いなの?!」
「私の事嫌になったんでしょ!もう別れる!」

これが悪化していくと、

「そんなに嫌いなら私を殺せ!殺せ!」

とキレるようになりました。

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心から相手を愛せないという病

大学生になってしばらくしてその彼とは別れました。
遠距離恋愛で距離が離れるとすぐにサッと気持ちは覚めました。

今思うと、恋愛しているという気持ちすらなかったように思います。
ただただ無償の愛を与えてくれる相手だと思っていました。

しばらくするとまた別の男と同じような関係になり、相手が愛情を十分与えてくれなくなると
すぐにまた別の男と寝ました。

彼氏が私に対して怒ったり、理不尽なことに抗議したりすると逆ギレ。
すぐに別れ話を持ち込み、相手が慌てたりするのを見て楽しんでいました。

すぐ人を好きになるのに、人の気持ちが全く分かっていませんでした。
「愛」や「好きになること」というものを完全にはき違えていたんです。

好きになった人と初めて結ばれる。

社会人になって、案の定職場の先輩と恋愛しました。
入社して1カ月くらいでした。

今思うと全く理解できないし、変になってたとしか思えないのですが私は彼に猛アタック。
そして仕事も出来なかったのであっさりクビ。
その人はそれまでのタイプとは真逆で、私を一切受け入れてくれませんでした。
言葉少なで何を考えているのかわからなかった不安もあって、
私は愚かにも避妊もせずに応じ続けてしまい(とにかく相手の思い通りにすることで愛されると思っていた)
ようやく「もうダメだ」と逃げるように離れたところで妊娠に気づきました。

どん底まで落ちてから、ようやく自分の欠陥に気づいた。

相手に妊娠したことを伝えると「無理」の一言でした。
私は一人で中絶し、そのころしていたバイトを一気に辞めてから
初めて自分の異常さに気が付きました。

私の中には「愛情」というものを得るには相手の上に立つか、従うかの二択しかなく、
ひたすら愛情を与えられるためにはどうにかして100%相手の要望を聞き入れるか、
もしくは100%相手を従わせるかどちらかだと無意識に思っていたようです。

中絶したことへの罪の意識と後悔で毎日布団で泣き続けました。
同時に、それまで自分はいったい何をしてきたのかと情けなくて死にたくなりました。

親の代わりは誰にも務まらない。探すのはやめよう。

私は親から愛情を十分受けて育たなかったので、愛情不足以前に「愛」というもの
が何なのかが全くわかっていませんでした。

学生のころから抱きしめてくれる相手を探し続けて無謀なことばかりしてきました。
相手が少しでも自分を拒むと我慢できなかった。
(自分が男だったら、絶対DV男になっていたと思います)

夫と出会い、対等に喧嘩したり話し合ったり出来るようになったことで少しずつ愛情について
勉強しています。
何より最近はもうすぐ2歳の息子に教えられることが多いです。

自分の親がするべき愛情表現を代わりにしてくれる相手というのはまず見つかりません。
少なくとも無償の愛だけをドバドバ与えてくれる都合のいい相手は絶対いませんし、
いたらその関係はおかしいです。
いつか破たんすると断言できます。

しかし、救いはどこかに必ずあるものです。
探し続けるしかないんだと思います。

森雨でした。

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