【ピエロ】サービス精神旺盛すぎる自分をどうすればいいのか談。【ってる?】

愛着障害
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ども、森雨(@moriame25525)です。
いやぁ、ここ数日息子の胃腸風邪の看病してたら自分も移っちゃってサ!
というママあるあるで、ちょっと死んでました。
でも、もう60%くらい元気ですよ!
食欲ないし、まだ色々出続けてるけどブログ書きますね!

↑こういうところが・・・(以下略)

目次

サービス精神旺盛な人って「いい人」のこと?

私すごくサービス精神旺盛なんですよぉ・・・って書いてて「こりゃあかん」と
思いました。笑 普通そんなこと口に出していう人いませんよね。

サービス精神とは?
人を喜ばせようとする心、奉仕的態度。気持ち。

なるほど。
ていうか、いいことじゃん。
悪いこと何にもないじゃん。
私、超いいヤツじゃん?!

毒親の元で育ったのに、こんなサービス精神旺盛ないい子に育つなんて・・・。(全米が号泣)

って冗談じゃない。
本当に困ってるんですよ、自分のサービス精神旺盛さに!!

『サービス精神旺盛』って本人にとっては病気みたいなもの

他のサービス精神旺盛な人がどんなものかは知りませんが、私の場合こんなことで
困っています。

  • 人に「これ可愛いね!」と少しでも言われると「欲しい?あげる!」と言ってしまう。
  • いくら自分の聞きたい音楽・観たい映画があっても相手の好みを優先する。
  • 相手が喜ぶかも、とすぐおごってしまう。(その割に自分のことにはすごくケチ)
  • 相手が退屈するのを恐れて、必死で話して酸欠になる。
  • その挙句、言わなくてもいい暴露話を言う。

みたいなものでしょうか。

特に「相手が退屈するのを恐れて、必死で話して酸欠になる」はよくあって、
帰り道で気分が悪くなって倒れそうになったことが何度もあります。
だから人と会うのすっごく疲れるんです・・・。(人と話すこと自体はすごく好きなのに、
どうしてそうなってしまうのか(´;ω;`))

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サービス精神旺盛なのは、結局「自己満足」なのです。

箇条書きにしてみると、自分のサービス精神旺盛さは自己満足だとわかります。
結局、自分が相手に嫌われたくない!という思いが強すぎた結果、こういうことになって
しまうんですよね。

でもそれって、相手のことを想ってサービスしているというよりは、
自分が損しないために頑張っているということなのでやはり自己満足なんですよ。

「私のこと、好き?」
「私、面白いでしょ?」
「私といると楽しいでしょ?」

そんなものが全身から出ていると思うともう鍾乳洞に身を投じてしまいたくなりますが、
ここは我慢して解決策を練りましょう。

文豪太宰治もこの病に悩まされた

解決策の糸口は愛着障害 子ども時代を引きずる人々 (光文社新書)
の第三章『愛着障害の特性と病理』の「道化という関わり方」にありました。

道化役を演じてしまう人は、自己卑下的な傾向が強く、その根底には自己否定感がある。
自分を粗末に扱うことで、相手に気を許してもらおうとするのである。

本には太宰治『人間失格』から一節が掲載されていました。
太宰治ファンなら誰しもが、太宰がこういう「道化を演じている自分」への違和感を抱えていたことを知っていますよね。

強い自己否定感は、やはり幼少期から虐待を受けてきた人(愛着障害を持つ人)なら誰しもが
抱えている問題です。

しかし、簡単に解決できるような問題ではない。
そうですよね。

サービス精神旺盛でない人に腹が立つ理由

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例えば飲み会なんかで、私は一生懸命話します。
ええ、周囲にイタイヤツと思われているのは百も承知ですが、
自己満足なんですから仕方ありません。

そこで、一向に喋ったり気を遣わない人って必ずいますよね。
愛想よくできない人。
うちの夫がまさにそれで、今まで何度も喧嘩したことがあります。

「どうしてあのときそうだね~って話をつないでくれなかったの?」
「だって何話せばいいのかわかんないし」
「何かしらあるでしょ!探してよ!」

みたいな喧嘩。

でも何度か続けていくうちに、夫がそういうところで私と同じように場を
盛り上げようとしないのは愛されて育った証だと気づきました。

夫はみんなが話題を提供してくれて、それにポツリポツリと最低限答えるだけで
良かったし、それでも周囲は許してくれる(嫌いにならない)と確信出来ていたからなんです。

私はそれを無意識に感じ取り、勝手に嫉妬していたようです。
夫にしてみればいい迷惑ですよね。

相手のことを考えすぎない。自分の気持ちを優先してみる。

もちろん、「サービス精神旺盛な自分が好きなの!」という人なら全く問題はありません。
サービス精神旺盛なこと自体は悪くないし、相手は嬉しいでしょう。

でも少しでも「なんかしんどい」「疲れる」と思ったら、
まずやってみることは「相手の気持ちを考えない」ということ。
たいてい私のようなことで悩んでいる人は相手に嫌われないように
常に相手の気持ちを先回りして考えています。
(でもその割に失敗のほうが多いのは私です。笑)

はっきり言って相手の考えていることなんてわかりません。
エスパーじゃないんだから、考えていることを常に透視して見られるわけじゃない。
もしかすると見えていると思っている景色は自分が都合よく作り上げている偽物かもしれません。

相手が食べたいものを聞いて、「私もそれ食べたかった!」とごまかすよりは、
「私は焼肉!タン塩!」と正直に言えるほうが自分も相手も気持ちいいものです。

喋りすぎて疲れる場合は、喋るのをやめてみるといいのかもしれません。
いっそ、一切喋らずただニコニコしながら相手の話に合わせて相槌を打つだけにする。

相手が話を振ってくれるのを待つんです。
そして自分が「話したい」と思った時だけ話す。
これって毒親育ちには簡単なようで難しいかもしれませんが、
やってみる価値はあると思います。

まあ私も目下実践中なんですが……。

参考図書

愛着障害 子ども時代を引きずる人々 (光文社新書)
岡田 尊司
光文社 (2011-09-16)
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