「いじめ」の話題がニュースでは尽きませんね。

どうも、森雨(@moriame25525)です。

さて、あなたはいじめっ子、いじめられっ子。
学生時代、どちらの立場にいましたか?

え?どちらの立場にもいない?
どんな特殊な環境にいたんですか?笑

ちなみに、私はガッツリいじめられっ子でした。

なぜいじめられたのか?を考える。

理由があるにせよ、無いにせよ今回はちょっとこのことについて
考えてみたいと思います。

いつ、誰に、どういう風にいじめられたのか。

いじめられたのは

中学生のころ。
ソフトテニス部に入部して少ししてから。

ピークは中二でした。

誰にいじめられたのか

テニス部員の同級生たち。
クラスカーストでもかなり上のほうのキャッキャしてる女の子たち。

テニス部顧問。
同じ部の下級生にも馬鹿にされてました。

どういう風にいじめられたのか

キモイ、うざい等の言葉を終始言われる。
無視される。
逃げるのを笑って追いかけてまで言われる。

いじめられるきっかけを思い出してみる

それはずばり、自分がピエロになって周囲を笑わせようとしていたから
だと思います。
当時の私は、明るいキャラで通っていて何するにしてもそこそこ目立っていました。
というか、目立とうとしていました。
教師から可愛がられるのは大好きだったし、周囲に注目されるのが楽しくて
流行りの芸人の真似をしてみたり、踊ってみたりと毎日忙しかったです。

すると、当然笑われるようなことをしているので、

(雨って面白いね~!)→ 私喜ぶ=相手「こいつのことは笑っていいんだ」

という図式になり、何しても気にしない軽いヤツという扱いになりました。
そして気が付くと後ろから小突かれたり、突き飛ばされたりしても怒ったりできなくなりました。

「雨、面白いね!」→だから好き!

というのを期待していた私にとっては大誤算でした。

なので、そう考えれば特に何がきっかけか?と言われると困るくらい
何もなかったのです。

親・教師は何をしていたか?

いじめの程度は高くないものの、それ相応に辛い日々が続きました。
学校に行きたくない!と何度も思いました。
「消えたい」という思いがずっと心の中にありました。

ところが親はそれに気づきませんでしたし、
気づこうともしませんでした。

私が学校から帰って泣いていると、
「どうしたの?」ではなく、「早く塾に行け」と言われるだけ。

すごく思い切って「いじめられてる」というと、
「お兄ちゃんたちはそんなことなかった。何もしてなければいじめられないはず」
「余計なことして目立つからそういうことになる。大人しくしてろ」
と言われただけでした。

教師はというと、例えば私がいじめですごく傷ついてもう部活へ行きたくない
らしいということを耳にすると、
「そうか……ではお前があいつら(いじめっ子たち)許すというまで部活は休止しよう。
そして県大会も出場しない」ときっぱりと私の味方に立ってくれました。
と、思ったのもつかの間。次の日には、
「おい、早く許さないとあんなに練習を頑張っていた同級生たちが大会にいけないんだぞ!」
(早く許すっていえ! さっさと解決させろ!)と先生本人からそう言われて慌てて「もういいです」と
言った記憶があります。

ようするに、誰も私のことなんて気にしてくれませんでした。
いじめの何の手助けにもならなかったのです。

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いじめっ子たちのこと

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当時私をいじめていた子たちの問題を洗ってみます。

まず、みんな部活に一生懸命な子たちばかりでした。
テニスもクラブに入るくらいに上手で熱心でした。

先生や出入りしていたコーチもその才能を買って育て上げることに
必死だったようです。毎日放課後の3時か4時くらいから夜7時の暗くなる時間まで
しっかりとテニスの練習に付き合っていました。
しかし一方で、テニスのクラブチーム(コーチが個人でやっている教室・有料)に入れる
子たちと、そうでない子たちの実力の差は空いていきます。
クラブコーチの見込んだ子たちは個別のレッスンまでして練習日以外にも練習させます。
しかし入れない子たち(親が入らせない、実力がない)はどんどん玉拾いにさせられました。

すると次第に、クラブ内でカーストが生まれました。
クラブチームに入っている子・特別上手い子はそうでない子に何をしても
許される空気になっていったのです。
実力がない(下手)なうえに、親にクラブチームに入れてもらえなかった私は当然その
中でも一番の奴隷となりました。
下級生もその空気を読んで、気が付くと全員が私をそういう扱いにしていました。

家庭やテニスでの鬱憤を晴らすように、おもちゃのように扱われる私を顧問たちは知っていましたが、
大人の教師たちの中にも「まあ、いいか。あいつは辞めても部内では困らない」「どうせ上手くないし」
という感じで、見て見ぬふりでした。

こうして、その世界では誰しもが
テニスが上手なことが一番正義で一番正しいという価値観のみが周囲を支配した結果、いじめを
許容することとなったのです。

いじめをどう収束させたか

このいじめを終わらせるのは本当に簡単でした。

私が部活を辞めたのです。

2年の終わりごろになり、どうしても部活が嫌でたまらなくなりました。
そんなことしている時間があったら一人で図書室で本でも読んでるほうがましだと
突然そう思えたのです。

私と同じようにちょっと違和感を感じている子がいたので、その子と一緒に辞めました。
顧問にはあっさり受理され、その日から嫌な人たちとはほとんど顔を合わせずに済みました。

3年になるとビックリするようなことが起きました。
部活内でも一番私をいじめていた子がクラス替えで他の仲間と離れ私と二人で同じ
クラスになったのです。
すると、手のひらを返したように私にすり寄ってきました。
部活が夏に終わってしまうと、その子はとうとう一人になってしまったんです。

一人で給食を食べ、休み時間も一人で過ごしている彼女を見ていると、
「もしかすると一人が怖くていじめをしていたのかもな」と同情するように
なりました。
以来、グループで作業する際は必ず彼女を仲間に入れて一人にさせないようにしました。
孤独は誰しも嫌なもんですしね。

価値観の偏りが、いじめを産み・育てる

今回記事にしたのは自分の体験談でしたが、例えばクラス内でのいじめも
結局同じ原因に行きつくのではないかと思います。

それは価値観です。

子ども、特に小学校高学年から中学生くらいまではまだ自分の考えを
はっきりと持っている子は少ないです。
価値観は大人から受け継いだものや、テレビで見聞きしたものから「いい・悪い」を
適当に決めて徐々に自分のものとして形作っていきます。

例えば、
本来ならば、テニスがうまくない子でも当然部員の一員として頑張ることが
子どもたちの育成としては正しい姿なんですが、ここでクラブコーチや顧問たちの
大人の価値観(テニスがうまくないとダメ!)が入り込んで子どもたちの価値観を
形作ります。
許容範囲のひどく狭い子どもたちは、「あいつテニス下手だそ!ダメ!」とテニスが下手な子を
いじめて外に出そうとします。

この(テニスがうまくないとダメ!)は、ほかに(明るくないとダメ!)
(友達が多くないとダメ!)(勉強ができないとダメ!)(二重でないとダメ!)
(運動が出来ないとダメ!)(貧乏だとダメ!)(昨日のドラマを観ていないとダメ!)
(話についてこないとダメ!)(空気読まないとダメ!)・・・など、

誰かを断罪するのに主に用いられます。

日本の学校教育では、「明るく、朗らかな、友達に好かれる、元気な子」がいい子とされてきました。
そしてそれ以外の「暗く、友達の少ない、病弱な子」は良くない子、治すべき箇所がある子、問題児と
認識されています。(されていないとは言わせない)
個性を大事に、と口では言いながらイメージ通りのいい子を作りたがるのが現在の学校教育です。

そして、毒親育ちはさらにキツイ立場になる

前回の記事でもご紹介したように私は小さいころからピエロになる
ことで人から好かれようと努力してしまう癖?があった。

でも、こういう「お調子」って心からやりたくてしている人のほうが少ない。

大人や自分が作り出してしまった価値観によって苦しむ子どもたちは
こういう存在でうさ晴らしをすることしかストレスを発散できないので
当然のようにいじめの対象となる。

※誤解のないように書き加えると、いじめられる子は皆毒親育ちというわけではない。

毒親育ちで「お調子」をしてしまう子たちは、みな一様に怒りをあらわにすることがない。
それは親から感情をあらわにすることを許されていないから。

いじめさせない・いじめられない社会にするために

価値観の多様化を本当の意味で推し進めることです。
それしかないと思います。

そして、子どもがいじめる理由はすべて大人にあります。
大人の極端な偏見や目線で子どもは出来ているからです。

100%は無理でも、55%でもいじめを減らせる社会に出来るように
大人から変わるべきです。

長くなりました。
森雨でした。

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