毒親を語る上で、祖父母についての研究がもっとなされるべきだ――。
バイ、森雨(@moriame25525)

今回は祖父母について考えたいと思います。

毒親毒親と毎回親の悪口を言っているわけですけども(笑)

毒親の親について考えないのはなんかフェアじゃない気がするので
たまには祖父母についても考えてみませんか?

あなたの祖父母はどんな人?

突然ですがあなたのおじいちゃん、おばあちゃんはどんな人でしたか?

私の場合、父方のほうは明るい祖母と寡黙な祖父。
母方のほうは、バリバリ仕事をこなす祖母と趣味にいそしむ祖父……。

って一言で言っても何の検証にもなりませんね。

じゃあ、質問を変えよう。
あなたにとって、どんな人間でしたか?

祖父母、としてでなく人としてどんな人物だったか?

親のことを考えるときにも重要ですが、まず祖父母という役割を外し
人として観察しましょう。

祖父母は人と接するときどんな風でしたか?
特に、親戚や親と接するときはどんな態度でどんな発言を
していました?

うちの場合、父方の方は祖母がベラベラよく喋りました。
人と気易く話し、田舎だったのもあって近所の人とはすごく仲良し。
友だちも多く、底抜けに明るかったです。
天然で、ボケてるところも愛されるポイントでした。
でも、父はそういう祖母のアホなところを嫌っていた気がします。
「馬鹿!黙ってろ!」と祖母をよく罵っていました。

祖母は優しかったですが、今思うと人に嫌われたくないという
想いが強かった気がします。息子にひどいことを言われても
「ばあちゃんが悪いけん……」とよくこぼしていました。
平和主義で、争いを好まず誰かと対峙することを嫌いました。
姑で苦労していたころも、貧乏していたころも何かを恨んだり
したことはないようでした。
父はそんな祖母のことを「馬鹿」と評し、貧乏を嫌ってました。

今考えると、その貧乏から逃れるために実家がお金持ちだった
母と結婚したんだと思います。

父方の祖父は本当に口数が少なく、自室にこもって機械いじりをしている
ことが多かったです。父にとってはそんな寡黙で、何を考えている
かわからない祖父を歯がゆく思っていたようです。

母方の祖母は逆に貧乏を嫌っていたので必死で働き、
社長で遊び人の祖父に色々といじめられながら
会社を支えました。

ものすごくストイックで、たくましい祖母でしたが
今思うとすごく孤独だったと思います。
80代になって仕事を息子に譲り、突然暇が出来た祖母。
時間もお金もあるけど友だちも趣味もなく、何をすれば
いいのかわからないといった感じでした。
祖母の生きがいは近くに暮らす母と話したりすること。
母は祖母と軽く依存関係でした。

昔から祖母は母に、
「○○ちゃん、こうしなさい」と言われればその通りにしました。
母は祖母へ反抗していたことは一度も見たことはありません。
私によく言う「親の言うことを聞いておけば間違いない!」というのは
自分の実感から出ている言葉だろうと思います。

母方の祖父は子どもにはものすごく厳しかったらしいです。

母方の祖父母は二人とも孫たちにお金を渡すのが大好きでした。
そしてきちんとお礼を言わされました。
でも、今思うと一度でいいからおもちゃを一緒に選んで買ってもらいたかった
と思います。
そのお金は母に渡り、結局自分の好きな物を買うのに使ったことは
一度もありません。

誕生日やクリスマスプレゼントもなかった私にとって、そのお金は
もらってないのと一緒でした。

スポンサードリンク

お金にシビアだった母方の祖父母

母方の祖父母は商売人だったこともあってか、
いつもお金の話をしていました。

「お金は荷物にならん」というのが口癖で、
祖母のほうは特にお金を何より信用していました。
貧しかった幼少期から抜け出し、会社の社長夫人になったのには
並々ならぬ苦労があったのだとは思います。

しかし、そのお金に対する執着はいつしか母や父をお金で
思い通りに支配する結果となりました。

結婚したばかりで若く、お金のなかった二人に金を渡して
近くに家を建てさせ、自分がして欲しいと思う商売をさせました。

祖母に依存していた母はもちろん、貧乏を嫌っていた父までもが
祖母が差し出した甘い誘いにまんまと乗ってしまったのです。
「養子にやったようなもんだ」と父方の祖父母はよく言っていました。

毒親たちは猛毒の「マネー・コンプレックス」を抱えていた。

お金をかけることが愛情だと信じて疑わなかった祖母は、
この世で何より価値があるのはお金だと信じていました。

すっかりその価値観に染まった親たちは子どもにもお金の価値観を
そのまま押し付け、結果的に母たちもお金がないと不安で常に精神的に不安定でした。

ずばりこれがマネー・コンプレックスです。

お金に価値観を左右されると、幸せにはなれません。
現在の私がいい例です。

お金の価値に支配されていた両親は、不安といら立ちから子どもを虐待するようになりました。
兄弟たちは出来が良かったので「金になる」ということで親の目もほどほどでしたが、
私は運悪く出来が悪かったので常に両親のいら立ちの的になってしまったようです・・・。

やっぱり原因は母方にある……のかも

ということで、そうしてみると母方の祖母に毒親になった
一因がある気がします。

母方の祖母は自分のポリシーを強く持っていて、
そのためにここまで強く生きられたんだと思います。

母方の祖父母が出したお金が父の「貧乏育ち」のコンプレックス
を刺激し、結果的に妻子を育てられてもどこか人生に後悔と苛立ち
が常にあったんだと思います。
自業自得と言えばそれまででですが、気の毒のような気もします。

森雨でした。

スポンサードリンク

 

Twitter で森 雨(モリアメ)をフォローしよう!