毎日のように「死にたい」と思っている人はいませんか?

こんにちは、森雨(@moriame25525)です。

私は精神的に不安定になると、いつも「死にたい」というより
「消えたい」「なくなりたい」言葉で心がいっぱいになります。
子どものころからです。

親や塾、学校で辛いことがあると「死にたい。あのビルから飛び降りたい」とは
思いませんでした。
いつも「私だけ、この世に『いなかった』ことに出来ないかな」と思っていました。

『境界性パーソナリティ』当事者であること

境界性パーソナリティ障害については以前も書きましたが、
今回は当事者の私から辛さをつらつらと書いていきたいと思います。

境界性パーソナリティ障害についてネットで調べていくと、

「ボーダーのやつとは付き合うな!」
「ボーダーにひどいことをされました!」

という書き込みをよく見ます。

数年前「自分はもしかしたらそのボーダーとかいうやつなのかも」と
思ってネットで検索をかけると2ちゃんの「ボーダー被害者」というスレを
見つけました。

「被害者」という文字を見るだけで世間で境界性パーソナリティ障害が
どういう扱われ方をしているのかが分かりました。

確かに、境界性パーソナリティ障害はくそ面倒くさいです。
俗にいう「メンヘラ」です。

例えば、「死んでやる」と言って自傷行為をすること。
キレて物を投げたり、壊したりして攻撃してくること。
感情の浮き沈みがあまりにも極端なこと。

境界性パーソナリティ障害でない人はそういった人の言動が
理解出来ない気持ちもよくわかります。

実際、私の姉も長年境界性パーソナリティ障害でした。
そのため、治療のため心療内科に通っていたこともあります。

当の本人たちは自分が異常である、ということをよく知っています。
普通に生活したい、相手を不幸にしたくない(巻き込みたくない)と思っています。

しかし、自分の中の衝動を抑えられない。
長年積み上げてきた悲しさや辛さを誰かにわかってもらおうと
必死になってしまうのです。

スポンサードリンク

『境界性パーソナリティ障害』の原因

過度の「見捨てられ感」。

これは幼少期に親から与えられた孤独感によるものです。

例えば私は生まれたときから親は仕事で多忙でした。

3か月くらいから平日は保育園、土日は祖父母の家に預けられて
いました。

「どれだけ泣いても誰も見に来てくれない」状態でした。

それに加えて両親は躾に厳しく、仕事の苛立ちやストレスを時折私にぶつけて
発散しており、虐待が日常的に行われていました。

子どものころから「消えたい」と願うような状態でした。

発達障害もあり、落ち着きがなく勉強もあまりできない私を、
親・教師・塾講師たちは容赦なく攻撃していました。

↑「ニトロちゃん」はまさしく私の状態です。

境界性パーソナリティ障害は「発症」する

境界性パーソナリティ障害は「発症」します。

私は親元から離れて生活するようになり、就職先の上司との子どもを堕胎してから
強く発症するようになりました。

目上の男性と親密な関係になればなるほど、愛されたいという想いが満たされるような
気がしていたのに、子どもが出来たとたん見放されその上堕胎を強制されました。

境界性パーソナリティ障害を引き起こすにには十分な条件だったと思います。

ずっと支えてくれていた今の夫を巻き込んでどんどん悪化していきました。

境界性パーソナリティ障害の当事者は過去に生きている

境界性パーソナリティ障害の当事者は「過去」を引きずっているというより、
完全に「過去」に生きています。

過去にあったことがいまだに処理できていないんです。

これはACや愛着障害、PTSDにも言えることでもありますが、
私たちは今を感じることが出来ないんです。

私たちが感じた強い悲しみやショック、ストレスはそれが
10年前だろうが30年前だろうが関係なく私たちを足止めします。

「過去のある時点」から足止めされた私は、何を体験してもどこか他人事の
ような気がしています。

ちょっと理解に苦しむかもしれませんが、

境界性パーソナリティ障害の人がキレる、自傷行為をする、愛する人を脅すのは
過去のある時点に置いてきぼりにされた人がやっていることであって、
その本人がやっていることじゃないんです。

例えば、浮気されたことをいつまでも怒る女がいます。
男は「もうあのときに謝ったんだからいつまでも言うなよ」と
思うかもしれないけど、何をしていても女は男に浮気されていた
ことを忘れられない。

過去に「処理」できなかった思いは永遠に彼女の中で生き続け、
いつでも彼女の感情をコントロールする力を持っているんです。

例えばそういうことです。

今から「処理」することは可能。でも難しい。

境界性パーソナリティ障害の人は過去に生きているので、
今の彼らに話しかけても仕方のないことなんです。

「キレるな」

「泣くな」

「死ぬなんて言うな」

「消えたいなんて言うな」

↑こんなことを本人に言っても無意味どころか、
さらに悪化させることになります。

「過去のある時点」にいる私たちにはなかなか届かないんです。
聞こえないし、聞こえてもどうすることも出来ない。

でも、「理解してもらえない」という感情だけがそこにあり、
当時激しく感じた感情をそのままそこに再現させてしまいます。

田房永子さんの「キレる私をやめたい」でもありましたが、
状況にアプローチするんじゃなくて、感情にアプローチしなきゃ意味ないんです。

ボーダーのそばにいるあなたへ

確かに境界性パーソナリティ障害はメンドクサイ。

くそメンドクサイ。

キレるのも、自殺をほのめかすのもあなたには何の関係もないのに本当に迷惑かけてごめんなさい。

でも、「ボーダー」である相手に対して被害者・加害者の関係だと思うくらいなら
離れたほうがいいです。

「ボーダー加害者」のあなたがいても私たちの病気が治ることはありません。
また、あなたも必ず傷つくことになります。

お互い泥舟に乗ったのも同然です。

でも、もしあなたが「一緒に頑張ろう」と思ってくれるのなら、本当にうれしいです。

【過去のある時点】から私を引き上げて、一緒に今を生きようとしてくれている
あなたを私は好きで傷つけているんじゃないんです。

愛し方・愛され方がわからないんです。

大事にされたことがないので、大事にする方法もわからないんです。

時間はかかるけど、必ず良くなります。
申し訳ないけど、よろしくお願いします。

森雨でした。

最後に

この記事に関して、ご意見をいただいたので前回より修正を加えています。

最近様々な意見のコメントを頂くことが多いんですが、
私森雨は医師でもなければボーダーの専門家というわけではありません。

境界性パーソナリティー障害の方の対応の仕方や、治療に関して的確なアドバイスが
出来ません。

以下の本は私が実際に読んで参考にしているボーダーに関する書籍です。

境界性パーソナリティ障害の支援者の方は岡田先生の境界性パーソナリティ障害
第六章『境界性パーソナリティ障害を支える』が参考になるので是非読んでみてください。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter で森 雨(モリアメ)をフォローしよう!