あなたが「性格が悪い」と言われる理由をあなたのために考えてみる。

考えたこと
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「ええっ…私別に性格悪くないですよ…?」

そう思っている人挙手!

はい、あなた。
廊下に立ってなさい。
デモデモダッテじゃない!

性格が悪いことを自覚していないと、本当に性格を変えることは出来ないんです。

いいですね?

こんにちは、森雨です。

目次

性格っていったい何? 性格が悪いってどういうこと?

「あの人性格悪い~」
「そんなこと言うなんて、性格悪っ!」

ってよく聞きますよね。

「あなたは○○な性格だから」とか
「性格変えないとだめだよ!」とか。

そもそも性格って何でしょうか?

せい‐かく【性格】

1 行動のしかたに現れる、その人に固有の感情・意志の傾向。「ほがらかな性格」「夫婦の性格が合わない」
2 特定の事物にきわだってみられる傾向。「二つの問題は性格が異なる」「趣味的性格の濃い団体」

…1でしょうね。

その人の意志の傾向か。
よくわからないですね。

じゃあ、性格が良いっていう状態の人ってどういうのですか?

性格の良いと思われる人

  • 誰にでもニコニコ明るく対応できる
  • 人の悪口は言わない
  • 人を差別したり、さげすんだりしない
  • 誰とでも協力出来る
  • 自分の過ちは素直に認める
  • 腰が低い


書いていて思ったんですが、
「あの人性格悪いよね~」というのはよく聞きますが、
「あの人性格いいよね~」はあまりないですね。

思いついた上記の条件を全て網羅した性格のいい人って
こんな感じでしょうか?

では、逆に「性格が悪い」ってどういう人を言うんでしょうか。

性格の悪いと思われる人

  • いつも横柄な態度
  • 人を差別し、人によって態度が変わる
  • 悪口をよく言う
  • 人に注意されるとふてくされる
  • お礼を言わない。感謝の心が無い
  • 怒りっぽい
  • ワガママを言う・拗ねる
  • 嘘をつく
  • 他人を責める


…きりがないのでこの辺にします。笑

嫌な人ですよね。

こういう人が職場にいると本当にげんなりします。
…が、こういう人って結構現実にいますよね。

新人バイトなんかが悩む「職場の先輩」って大抵こんな感じではないかと。笑

性格悪い人、の例。

あなたが「性格悪い」と言われる理由

性格良子と性格悪子の違いとは一体何でしょうか。

何だと思いますか?

  • ルックス
  • 育ってきた環境

違います。

それ以前にもうハッキリとわかることがあります。

それはスキルの差です。

明らかに、性格良子さんのほうが能力が高いのです。

例えば、ウエイトレスをしていて水をこぼしたお客さんがいたとします。

サッと持っていたふきんで「濡れてませんか?」と二コリと笑える人と、ゆっくりふきんを持ってきて黙って拭く人。

この違いは性格の良しあしではありません。こぼしてしまった人への気遣いを出来るか・出来ないかだけなのです。

職場で部下に「何でも聞いてね!」と明るく元気よく接することの出来る人と、部下の質問を適当に返す人。

状況はどうであれ、2人の違いは能力の差だけです。

つまり、もしあなたが性格を良くしたいとお考えなら、スキルアップにすればいいだけなのです。

能力を伸ばして、余裕のある人間になればいいだけなのです。

性格が悪い私の経歴

私は今まで様々なアルバイト・正社員をしてきました。

そのどこででも、性格が良いということで評されたことはありません。

「ほんっといい加減にしてよね!」

とミスするたびに上司にちくちく言われるのが常でした。

私は仕事というもの自体に自信がなかったので、常に顔は死んでいたし、言葉も少なく、叱責にも素直に謝罪することが出来ませんでした。

「どうせみんな私のこと性格悪いとか思ってんだろ」

「みんな裏で私の悪口めっちゃ言ってるんだろ」

そんなことを考えて、ふてくされていました。

仕事が終わると自宅に直帰し、チューハイを飲みながら夫に上司の悪口を言い、性格良子を羨み、蔑んでいました。

本物の性格悪子とは私のことです。

でも、私もいつでもどこでも性格悪子と言われていたわけではありません。

学生時代は面白い人、明るい子と言われて育ってきました。

先生に「お友達にも気遣いのできる良い子」と言われていたこともあります。

しかし

職場では良いようには思われていませんでした、

私がトンチンカンなことを言うから意思疎通が取れない。

ミスが多いから叱責してるのに、また同じミスをする
→反抗している・反省が無い。

能力がなく、余裕がないからすぐイライラする。
→ワガママ・子どもっぽい

横柄な態度をとる
→ぼんやりしていてそう見える

などなど、とにかく私はかなり性格が悪かったとおもいます。

「能ある鷹は爪を隠す」「能なし鷹は爪(素)を見せる」

性格良子さんの例で言うと、性格良子さんはきっと能力が高いのでうまく自分の素を隠すことが出来ていたし、自分を周りの空気や状況にうまく入り込み、賢く立ち回ることが出来たのでしょう。

能力が高かった(仕事に向いていた)ために、いつでも余裕があり、人を助け、また自分も甘えられる環境を作り出せたのでしょう。

しかし、性格悪子さんはスキルが無かった。
経験も、要領よく立ち回る方法も知らなかったんです。

だから、自分の余裕のなさが露骨に態度に出ちゃったんでしょうね。

今振り返ると、「どうしてもっと明るく働けなかったのかなー」とか「どうしてもっと周りに溶け込めなかったのかなー」とか色々と思いますけど、きっとそれは私の性格の問題でなく単純な能力不足だったと思うわけです。

発達障害だったから、というのももちろんあるのかもしれませんが自分のキャパシティーをはるかに超えた仕事をしていた私は本当に能力がなく、常に努力を欠いた人間に見えていたと思います。

だから、性格良子も本当は・・・

こう思っているのかも。

今はこうでも、

状況が変わればイキイキと働けて、周囲からも「イイ人!」という目で見られるんじゃないか思うんです。

置かれた場所で咲きなさい、とは言うけど、

別に無理にそこで咲く必要はないと思うんですよね。

森雨でした。

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