【母だって子育てはめんどくさい】『三歳児神話』を未だに信仰しているのはどこのどいつなんだ?

私の子育て
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こんにちは、森雨です。

毒親育ちのママの集まり…について先日お知らせしたんですけど、

これがなかなか人数集まらなくてですね…(;’∀’)
まあ確かに限定的な募集なので仕方ないかと思います。

さすがにもう少し人数集まらないと部屋借りるのもちょっとあれなんで、出来たら拡散していただければうれしいです。そして来たいと思っている方は一応一報していただけると助かります…。

(まあ「日時決まらないと行けるかどうかわかんねえよ」というのもごもっともなんですけども)

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今日こんなTweetのハッシュタグを目にしたので早速Tweetしてみました。

#男の育児は迷惑じゃない という話。

自民党の萩生田幹事長代行が「赤ちゃんはママがいいにきまってる」とか言い出したことが発端のようです。

(子育ての話のなかで)「お母さん」「お母さん」というと、「萩生田さん、子育てを女性に押しつけていませんか。男の人だって育児をやらなきゃだめですよ」とよく言われるんです。その通りだと思います。だけど、冷静にみなさん考えてみてください。0~3歳の赤ちゃんに、パパとママどっちが好きかと聞けば、はっきりとした統計はありませんけど、どう考えたってママがいいに決まっているんですよ。0歳から「パパ」っていうのはちょっと変わっていると思います。

【出典:朝日新聞 デジタル

「なーんだ、どこにでもいる世間ずれした国会議員か」なんて言って特に驚きもしない発言なんですが(それもどうかしてる)まあ、こんなこと言われて「オイ」と思わないママもいないし、また昨今のちゃんとしたパパなら「オイオイ」と突っ込まざるを得んのですよね。

うーん、わかります。面倒だけど、そういう輩がいなくなるまで戦わないとね!(ΦωΦ)

まだ『三歳児神話』で消耗してるの?

お忙しい国会議員サンはご存知ないでしょうが、「0歳から3歳までは母親が」みたいなのって相当昔から言われていることなんですよ。

そしてそれを俗に『三歳児神話』と言います。『神話』というだけあって、神話でしかないので注意してくださいね。

以前このサイトでも紹介した『すくすく子育て』でおなじみの大日向雅美先生の著書『増補 母性愛神話の罠 (こころの科学叢書)』でも「三歳児神話」について書かれています。

三歳児神話とは、「子どもがちいさいうちは、とくに3歳までは母親が子どものそばにいて育児に専念すべきだ」とする考え方である。

女性の就労継続の前に立ちはだかるのがこの三歳児神話であり、乳幼児期は母親は仕事も何も捨てて育児に尽くすのが望ましいという考え方の基になっている。

現代の女性のライフスタイルは多様化しているといわれながら、実態はこの三歳児神話の影響によって子どもをもった女性が育児に専念するという傾向は変わっていない。
そしてそれが母親の生活を狭め、子どもに密接にかかわるということだけが「よき育児」とする母性感をもたらして、結果的に母子癒着の温床をつくっている。

【出典:増補 母性愛神話の罠 (こころの科学叢書)

三歳児神話が唱えられはじめたころ、日本では高度経済成長期で男は外でバリバリ働き、女は専業主婦が当たり前…といった時代でした。

「子どもには母親がイチバン!」という考えは女性を家の仕事に専念させ、夫と子どもの健康管理をさせるために行政も一緒になって考えを社会に浸透させていきました。

国はまさに『サザエさん』のようなのんきな主婦を求め、家電メーカーはより便利な家電を売り、女性は主婦でいるのが幸せだという雰囲気を推し進めたんです。

そのときに出来たカビ臭い枠組みの一つが『三歳児神話』なのです。

子どもは母親がいい、という根拠は何なんだ?

子どもは母親が好きだ、という根拠は一体何なんでしょう…?

自慢じゃないが、うちの夫は大変な子煩悩で、生まれたころから息子一筋です。

保育園も「お父さんが送るんじゃなきゃヤダ!」といいますし、お風呂も必ず夫と入ります。

むしろ「お母さんってば…もうヤダ!怒」というときのほうが多いですよ。笑

私はなんかいつも疲れてるし、お父さんのほうが根気強く遊んでくれるからでしょうね。

萩生田国会議員サンは「0歳児がパパのほうがいい、なんてあり得ん!」と言っておられますが、多分それは母乳含めお世話の件があるからでしょうね。

まあ確かに、0歳児のうちは特に母乳育児をしていると母乳欲しくなって「ママ―!」って泣くことはありますよ。

でもそれって当たり前じゃないですか。
みんなでハイキングしていて、喉乾いたら水筒持っている人のところいって「水筒かしてくれ」って言いますよ。

お世話に関しても、そりゃ丸一日ずっとつきっきりでお世話している人と、仕事終わってから寝るまでの数時間だけという人に比べるとそら前者のほうがお世話上手なんだから、お世話してもらう立場(赤ちゃん)からすると「もっとお世話うまい人のほうがいいわ!」となりますよ。

新人で手の震えてる看護師とベテランの看護師ならどっちに注射されたい?ってくらい当たり前の話ですよ。

すべて慣れの問題です。
それを「ママのほうがいいんだってさ」なんて話をすり替えてはいけないのですよ。

子育てはめちゃくそめんどくさいことの連続。一緒にしてもらわないと困る

話はわかっていただけたと思うんですが…

子育てってめちゃクソめんどくさいことの連続なんですよ。生きててここまで面倒なこともないんですよ。

万が一0歳児でそんなに活躍できなくとも、出来ることは死ぬほどあります。

ていうか、一緒にやってもらわないととても手が回りません。

子ども一人でもそうなんだから、二人目以降になるともうこれは責任は大きいです。社長(ママ)で社員(パパ)くらいのレベルだと非常に困るんですよ。

うちなんて特に夫帰宅(夜7時以降)はほぼ夫に子どもを任せてその間私は家事しているので2人で回していかないと家庭崩壊ですよ。大げさでなく。

そんな中、息子もまだ3才児でイヤイヤ言いまくってるので何かにつけ手がかかります。どれだけ口で言っても素直に動いてくれないし、反抗するし、イライラすることも多々あります。

でもそれが子育てなんだと思うし、そういうものだとは思っているので夫婦の仕事としてやってるんです。だって子どもは二人で作ったものなんだし、男だろうと女だろうと親なら育児するのは当たり前ですよ。

保育園を無償化にすればいいという問題ではない

子育てのほんのひととき、親子が一緒にすごすことが本当の幸せだと私は思います。仕事の心配をせず、財政的な心配もなく、1年休んでも、おかしな待遇をうけることなく、職場に笑顔で戻れるような環境をつくっていくこと。もっと言えば慌てず0歳から保育園にいかなくても、1歳や2歳からでも保育園に入れるスキーム(枠組み)をつくっていくことが大事なんじゃないでしょうか。

【出典:朝日新聞 デジタル

同時に、萩生田議員はこういうことも言ってるわけです。
「仕事の心配をせず、財政的な心配もなく、1年休んでも、おかしな待遇をうけることなく、職場に笑顔で戻れるような環境をつくっていくこと」

(…なんだ、初めからそういうことだけ言えばよかったのに。余計なこと言うから)

という声が聞こえてきそうですね。

確かに、そもそも現代の共働き必須な経済状況と女性の社会進出を前にして育休1年は少ない気がします。
しかし、その辺に関しても簡単に解決できそうな問題でもないんですよ。

そもそも、日本の社会では産休育休を取り入れている会社が100%ではないのです。代わりの人材を入れる財政的余裕の無い会社もあります。

これは経営者の問題でも意識の問題でもありますが、それを見て見ぬふりをしている行政にも問題はあるんです。

また「安心して戻れる」と言いますが確実に保育園に子どもを預けられる保証はありません。

保活は過酷です。4月から仕事が始まるのに、4月入所できなければ辞めざるを得ないのです。

「いいよ、仕方ないね」と悠長に待っていてくれる職場が一体どのくらいあるのでしょうか。

だからこそ、最近保育園が無償化になる、というニュースを目にして多くの母親たちと同じように「いやいや、そういう問題じゃねえよ…」と呆れかえりました。

幼保無償化、来年10月前倒し 認可外施設も 政府方針 朝日新聞デジタル】

そりゃ、日本は世界の中でもかなり子どもにかける国家予算が少ないです。

だからといって「このところ少子化なんだからなんかしなきゃ…そうだ!無償化だ!」では問題の解決にはならないんです。うちも息子を1歳半から保育園に預けていますが「保育料無償化にしてほしい」なんて思ったこと、一度もないですよ。

そんなことより、保育士の先生たちの給与をもっとあげることがどう考えても先でしょう。給与を上げることで保育士が増え、保育園が増えることで待機児童問題が解消する。

保育士の先生が増えることで職場環境は良くなり、さらなる勉強の機会も増える。

先生のスキルがあがるということはそれだけ子どもの教育に還元されるんだから、無償化することよりよっぽど親の為になりますよ…。

別に保育料払えなくて困ってるわけじゃないんだからさー……。

問題の本質が、

ちがうだろぉぉぉー!!(豊田議員風に)って感じです…。

【最後に】『親はなくとも子は育つ』の本当の意味

親はなくとも子は育つ、と言いますが昔の人はよく言ったものですよね。

時々意味をはき違えている人もいますが、これは「母親でも父親でも保育者でも誰でもいいから愛情を与えてやること」で子どもは育つんだよ!って意味なんです。

子どもが抱かれるのが母親であろうが、父親であろうが、先生であろうが子どもに愛情をかけて育てれば愛着形成は
育ちますし、そのうえで生きていくのに必要な自己肯定感も育まれます。

少なくとも、母親でないといけないということはないんです。神話は神話でしかないんですよ。

森雨でした。

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