お金にまつわるコンプレックスを捨てて、自由になる方法を考える。

お金が使えなくなった経緯
愛着障害
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こんにちは、森雨です。

今年は災害が多くて本当に大変ですよね…。
子どものころはあんなにわくわくした台風も、大人になってみると何か大変なことが起こるんじゃないかとひやひやして窓ががたがた鳴る中ずっとNHKつけて災害情報を繰り返し見たりしています。

息子は何があっても起きないひとなので(赤ちゃんのころ夜泣きで苦労したのがウソのよう)風の音が怖いときは息子にはりついて寝ている私です…。

今回は自分の自己肯定感を押し上げる企画。

ということで、数年前の記事『お金に対する異常な執着『マネーコンプレックス』ってこういうの。の記事に自分で自分に返答していきたいと思います。

当時はさっぱり解決策が見いだせなかったこの厄介な『マネーコンプレックス』(特許申請中。ウソ)を今一度どうにかしようと考えてみたいと思います!

【おさらい】そもそも『マネーコンプレックス』って?

マネーコンプレックスとは私が勝手に言いだしたものなんですが、私の中では(というよりこのブログ内で)

マネーコンプレックスってこんなの
  • 幼少期に「もったいない」という理由からおもちゃ等が買ってもらえなかった人
  • 大人になってからも好きな物を「もったいない!」という理由から欲しいものが買えない
  • 「私にこんなものはもったいない」「私はボロで充分だ」と思うこと
  • 自分に自信がないために本当に自分が必要と感じるものが買えない
  • 好きな物に囲まれている人を見ると羨ましいと感じる
  • お金が自由に使えない(もしくは不本意なところで使いすぎる)
なんていうことです。お分かりいただけるでしょうか…。

私はこの「マネーコンプレックス」を子どものころ親から物をほとんど買ってもらえず「お前にはもったいない!」と好きなおもちゃや服すらほとんどなかったために未だに親の「お前には贅沢!」「お前には身分不相応!」という目が付いて回る…というコンプレックスを抱えています。

そのため、必要な物ですら「私には贅沢じゃないのか」と怯え、買い物が気持ちよくできないのです。。

以前その「マネーコンプレックス」について記事にしたところ多くの「私もです!」という共感の声をいただきました。

自己肯定感の低さがお金の扱いに出るという人は少なくないようです。

毒親はみんな『マネーコンプレックス』子どもにも伝染する?

『マネーコンプレックス』を持つ人の親の多くは『マネーコンプレックス』を抱えています。

これは毒親育ちあるあるでもありますが、こういう親はたいていお金にめちゃくちゃ困っていた、ということはありません。むしろお金をある程度持っていた人が(私のデータでは)多いです。

しかし、親がお金を独り占めしたかったからか?というわけでもなく、ただただ親が「お金以外を信用できなかった」という理由が濃厚なようです。

毒親は自己肯定感が低く、自分が常に人から蔑まれているのではないかということを意識し続けています。そのため、自分に自信をつけたいがためにお金を集めるのです。財産の他に相手と自分を比べる尺度がないので必死になってお金を貯めるんです。

しかし、いくら貯めても不安になります。

マネーコンプレックスと縁のない生活をしている人は「お金は天下の回りもの」という意識があるので、例えば家族でレジャーに行く際は気持ちよく使えます。自分が欲しかったものにはパーッと使って、満足します。決して「贅沢してしまった」ということに後ろめたさは感じません。「沢山使っちゃったけど、明日からまた貯めればいいね!」というポジティブさがあるんです。

一方、マネーコンプレックスのある人は使うごとに自信がなくなるので、イライラしてもきます。子どもたちに「贅沢は敵だ!」「誰のおかげで良い思い出来ていると思ってる!」と理不尽な言い方をして責めたりするんです。

「お金を使うことは楽しいことではない、節約こそ美徳だ」と言われて育った子どもたちは、好きな物を買ってもらうことが贅沢だと感じるようになります。そして親と同じようにお金に対してお金以上の価値を期待するようになってくるんです。

『美容・ファッション、インテリア…』自分にお金が使えない!

お金が使えなくなった経緯

このマネーコンプレックスなんですが、特に女性にとってはツラいものなんです。

例えば私は学生時代から美容やファッションなんかにお金がかけられませんでした。バイトは毎日やって、とにかく貯めることだけを目標に必死に働いていたのでどんどんお金は貯まりました。でも、自分の身の回りのことにはほとんど使えませんでした。

美容室に行ってパーマやカラーをかけること。
雑誌に載っているような服を買うこと。

周囲の女の子がやっている普通のことが出来ませんでした。

常に後ろめたさがあって「私なんかがこんないい服を着てもしょうがない」「私なんかがこんなお金をかけて綺麗にしても…」という想いがありました。

まだ親と絶縁してなかったので、買ったものはすぐ親に電話で報告していつもそのたびに「あんたは贅沢だよ」「お金を湯水のごとく使って!…私なんか」と母の苦労話を聞かされました。

母とは美容の話がほとんど出来なかったし、父は私が化粧すると「メス猫め!」と男に媚びてると批判されました。大学にいる多くの美容やファッションに興味があり、買い物を普通にできる子たちがどれほど羨ましかったかわかりません。

これは今でも感じています。分かる人にはわかると思いますが、辛いんですよ!妬みや嫉みが常に心の中で巣食っていて綺麗にしている女性を見ると羨ましくてしょうがないんです。。

田房永子著『呪詛抜きダイエット』に学ぶ

綺麗になりたい!でも、私にはその資格がない。

幸せになりたい!でも、不幸せでいる方がある意味楽…。

そんな呪いをかけられ続け、親から投げ込まれ続けた気持ちの『くず箱』状態になっている人、実は多いのではないでしょうか?
当ブログでも時々紹介させていただいている田房永子さんの『呪詛抜きダイエット』はまさにこういう人に向けた本です。

前回記事にした『【体型という個性】どうしてみんな「痩せる」ことにこだわるのか。』という記事を書いた後、夫に読んでもらいました。

「私はダイエットや脱毛や服になかなか時間やお金が使えないんだよー!」ということがうちの夫にはいまいちピンときてなかったようなんですよね。だから、口で話すより読んでもらった方がいい(言葉にするのしんどいし)ってんで、読んでもらいました。

特にこういうところ。

特に女性は「キレイにしていて当然!」「キレイにしておくのは身だしなみです!」という風潮があるので、こういうマネーコンプレックスを抱えた人が生きていくのはものすごく大変ですよね。

「親から受けた呪いのせいでしたいのに出来ない」というのが配慮されず「ダサい」「キモい」「暗い」「デブ」というイメージだけが先行してしまう(ような気がする)わけです。

だから私も同世代のキラキラした女性たちの中にいると(私だけデブな気がする)(私だけダサくて浮いてる)と感じるときが多いんです。特にネガティブスイッチが少しでも入って来ると、どんどん辛くなって「もうダメだ死んだほうがマシだ」というくらい恥ずかしくなったりね…

いくらその被害妄想が異常だといわれたところで、思っちゃうんだから仕方ない。とにかく辛いものです。

「自由にできないから自分を好きになれない」んだということ。

毒親育ちの人はみんな自由にしているようで自由じゃないんです。

みんな自覚は薄くても少しずつ人に気を遣い過ぎてしまっていたり、好きなものが親の好みに偏ってしまっていたりするんです。

「いや、いいんです!私これが好きなんです!」そう言って買った物が後で考えると母親の好きな(というより娘に好きであってほしい)色のものだったりします。

以前『【毒親育ちあるある】大人になった「いい子」たちの話。』という記事でも書きましたが、そういう過去を経て自由になった気がしてある日ハッと自分の足かせに気づくんですよね。

じゃあどうすればその足かせ(呪い)が解けるのか?というと、これはもう自分でどうにかこうにか外さなければいけないんですよ。まあ、毒親育ちはなんでもそうなんですが、自分でどうにかしない限り駄目です。

その足かせは自分でしか外せません。

もう親が来て「ごめんね」って外してくれるわけないし(むしろまた増やされる可能性があるし)、彼氏(彼女)や夫(妻)が良かれと思って吐くセリフは時に被害妄想を増長してしまうだけの場合が無きにしも非ずだし…ね。

しかし、「自由にしていいよ」と突然言われたところで、困るんですよねぇこれが。いざ自由にしていいと言われても、これまでの価値観をガラッと変えて自分を一新できるわけがないんです。

少しずつ、毒を抜いていかなくてはいけないんです。

これには勇気と時間が相当必要です。
毒親育ちの方の方が読んでいるなら、その辺のことを理解してもらいたいと思います。簡単なことではないんです。

「とちの実」って実を知ってますか?
地方によってはそのとちの実を使った「とち餅」というお餅があります。

とちの実はそのままだとアクが強すぎてとても食べられないんです。毎日のようにゆでたり水にさらしてアクを抜いて、半月以上かけてようやく食べられるようになるものなんです。見かけは栗に似ているんですが、実際食べるのにはそれはもうめちゃくちゃ大変なんですよ。「そこまでする?!」ってくらい苦労して加工して食べるものなんですよ。(なんですよ…と言っても、実は私は食べたことがない)本でそんなとちの実の存在を知ったとき「毒親育ちもまさにこんな感じだな」と思ったんです。

苦労して毒(アク)を抜いても、栗にはなれない。でも、食べられるものにはなるはずだと。

少しずつ毒を抜いていくには、少しずつ自分の中のコンプレックスの元を探して少しずつ捨てていく必要があるんです。それは自分が無意識に禁止している「自分への禁止事項」であったり、周囲へのいらぬ気遣いであったり、自分を周囲の人間より劣っていると決めつけているそのイメージです。

【自分の中の毒を抜く方法①】原因となった過去を取り出してみる。

まず、原因となった過去を探るために、特別嫌だった思い出を思い出します。

沢山あると思いますし、次々出てくるでしょうがどうにかして記憶を探って洗いざらい出してみるんです。そして、人に前置きしてから聞いてもらうのもいいし(私は夫に聞いてもらうことが多い)無理ならパソコンで打ち出したり、ノートに書いていくのもいいと思います。

面倒ならとにかく静かな場所でお茶を飲みながら少しずつ思い出してみるのでもいい。

名付けて『デトックス・タイム』

とにかく封印してきた思い出を勇気を出して思い出してみることです。
でも、(あ、これ以上思い出そうとすると辛いかも)と思ったら即中止ですよ。少しずつ、無理せずやりましょう。

【自分の中の毒を抜く方法②】そのときの気持ちと向き合う。

嫌だった思い出、嫌だったような記憶はないけどなんとなく印象に残っていること。

たくさん思い出せたはずです。

そうしたら、なぜ自分が嫌だと感じたのか?を分析して、慰めてあげてください。
「悲しかったね」「嫌だったよね」と子どもにでも言うように共感してあげてください。

『呪詛抜きダイエット』でも紹介されていたヒプノセラピーに私も行ってみたことがあるんですが、あれが家でもできるとベストですね。
『ヒプノセラピー』は催眠療法なんですが、夢で過去に戻って子ども時代の私を慰めてきたことがあります。

「寂しかったよね。でももう今は大丈夫なんだよ」という感じで慰めると、自分の中でひっかかった魚の骨のようなものがスルン、と取れたような気がしました。除霊みたいな感じです。この世(心)に残った怨念を鎮めているような感じ。

最近はこういうCD付きで自宅でも試せる本が売られています。

【自分の中の毒を抜く方法③】突然ヒョコっと顔を出す「トラウマ」に対処する。

ここまでくるとなんとなく「自分はあれがああだったから今これで悩んでいるんだな」と分析できるようになるんですが、それで終わりではありません。
さっきも言ったように、私たちは「とちの実」なんです。簡単に毒(アク)は抜けません。

過去に経験した、似たような状況になると突然フラッシュバックしてしまいます。

当時感じた気持ちや、周囲の心無い言葉が突然脳内で鳴り響きまるでその場で体験したかのような気分に陥ってパニックになることがあります。これ、ツラいですよね。

そんなときは落ち着いて(今、ここにいる)を実行してください。

この「今ここにいる」というのはマインドフルネスと呼ばれる方法なんですが、一気に感情や意識が昔の状態に戻ろうとするのを防ぐことが出来る画期的な呼びかけです。

胸に手を当てて、「今ここにいます」と口に出すのでも、心で唱えるのでもいいです。
(今はあのときと違うから、大丈夫だよ)という気持ちで「今ここにいるよ」と認めてあげることでいいんです。

同時に、目の前に見えているもの、身体に感じている感触(例:ソファのクッションがお尻に当たる感じなど)、匂いなど、その場の雰囲気や状況を五感で感じて今いる現実に意識を強く向けるんです。

この『マインドフルネス』はパニックになりそうなときや我を失いそうなときももちろん使えますが、瞑想と一緒に毎日すると特に良いようです。

また、このフラッシュバック自体が体調や自律神経の良し悪しで強く出ることがあります。
毒親育ちの方・発達障害のある方は特に気を付けてください。

少しずつ、植え付けてきたコンプレックスを抜いていく

毒親育ちこそあるあるなコンプレックス、『マネーコンプレックス』ですがコンプレックスはどんな人でも持っているものです。

私やあなたが憧れるあの人だってどうしようもないコンプレックスと日々戦っているはずです。
だからこそ、出来るだけ自己肯定感を身に着けてコンプレックスに振り回されずに自由に生きられるようにする対策が必要なんですよね。

難しくない。

ただ、好きなようにすればいーんです!

上に上げた3つの『コンプレックス解消法』は私もまだまだ実践していきます。
そしてその経過についてはまた今後ブログで紹介しますね。

森雨でした。

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