毒親育ちが親の価値観に染まらずに自分をカスタマイズするにはどうすればいいか考。

愛着障害
スポンサードリンク

うちの猫がデスクチェアにゲロったせいで、今とっても臭いです。
ちょっと1泊2日の旅行に出ていた間にこのざまですよ。
粗相はなかったですが。(万全の対策を施したから)

どうもこんにちは、森雨(@moriame25525)です。

突然ですが、あなたはどのくらい「あなた」ですか?

目次

親に自分の考え方を押し付けられてきた子ども時代

うちの親は自らの考えが絶対だと思うような人でした。

例えば、「車に金をかける奴は家はボロボロ!見栄っ張りな奴らばかり!」
とか、「ああいう太り方する人間はこういうものを食べている!」とか。

全て親の憶測でしかなかったのに、親がこう思うからこうだ!という考えを
結構押し付けられて育ちました。

ひどかったのは小学6年生のとき、友達が私の髪の毛をポニーテールに
してくれました。それまで一度も誰かに髪を結ってもらったことのなかった
私はルンルンで帰宅。
しかし父に、「なんだその髪型はぁぁ!
そんな風に髪を派手にする女は水商売の女だ!」

と言われ……叩かれた上にほどかれました。
そしてしばらくして母親に髪をおかっぱにカットされたことがあります。

そのほかにも数え切れないほど、「○○は▲▲だ!」というを信じ込まされ、
それは大人になる今も呪いのように胸に残っています。

親は何をおびえていたんだろう?

親の憶測の98%はただの嫉妬でした。
今ならそれがわかります。

例えば「車を買うやつは……」というのはただただ新車に乗りたいなぁと
思っていただけなんだろうと思います。

「パチンコをするやつはクソ。
金をどぶに捨ててるダメ人間」

というのもよく言われましたが、それは言い換えると、

「自分の好きなことに金を使えていいなぁ」

と思っていただけなんじゃないでしょうか。

当時、私が「別に自分で稼いだお金で何しようとその人の
勝手なんじゃない?」と言うと怒り出し、
「お前は何もわかってない!子どもにはわからん!」
と怒鳴り散らしました。

親はとにかく楽しそうにしている人を見るのが嫌だったようで、
遊園地・動物園などの施設に連れて行ってもらったことは
ほとんどありません。(県内にあったのに)
「行きたい」と言うと、「金がもったいない!贅沢言うな!
あんなところは金を落とさせるためにある施設だ!あんなところに行くやつ
はバカだ!」と怒りました。

うちの親はとにかくコンプレックスの塊でした。
「自分より楽してる人がいる」ということにものすごく敏感で、
周囲への嫉妬で気が狂いそうになっていました。

「私はこんなに苦労してるのに!」

「俺はこんなにお金がないのにあいつはあんなもの買って」

「子どもだって3人も育ててるから大変!あいつは2人だけだから
私のほうが幸せになるべき!」

「あんなにしてやったんだから、見返りがあって当然!」

目につく不幸を拾い上げて一つ一つ子どもの口に放り込んでいました。
すると当然、親の価値観100%の「立派な」子どもが出来上がります。

親の価値観で動く大人になると・・・

そういう親の偏見に満ちた価値観で動くようになるとものすごくしんどいです。

例えば、子どもを連れて遊園地に行くと・・・

konpu

自分の為に服を買おうとすると・・・

konpu2

こういう風になります。

自分がこうしたい!と思ってやろうとしても、心のどこかで
ブレーキがかかります。

「贅沢!」

「ワガママ!」

「私なんかがいいのかな?!」

常に親の目を気にして生きるようになるのです。

「自分は自分の価値観で動いていい」←トレーニング必須

毒親(愛着障害)の人が自分の価値観や判断で動けるようになるには
トレーニングが必須です。

毒親の声に耳を傾けずに、「で、私はどうしたい?」というのを自分に問いかけます。
服を一枚買うのにも、親の考えや思想をいったん置いておいて自身の意見をうかがうのです。

簡単で単純なトレーニングですが、毒親育ちで自分の意見や考えをないがしろにされてきた人には
自分を守り、育てるためにも絶対に必要なトレーニングです。

お金を使うことに罪悪感がある「マネー・コンプレックス」に困っている人なら、
「お金を使うことは悪いことじゃない」「お金を使っても大丈夫」「お金はお金でしかない」という
ことを改めて認識することが大事です。

「私は私の考えてお金を使う」

「私は私の欲しいことをして、欲しい物を買う」

子どものころには出来なかったそれが出来るようになったということを
喜びましょう。

自分の人生は自分の物。自分でカスタマイズできる。

たとえ毒親でなくとも、親の考えを子どもが受け継ぐのは自然な流れです。
その親と一緒に生活し、育てられたのなら当然です。子どもに非はありません。

いい親・普通の親なら親の尊敬できる部分もあるでしょうし、一概にダメだとか言う
つもりはありません。

でも、もしあなたが親の考えや価値観に縛られて窮屈に思っているのならトレーニングを通して
自分を自分で作り上げていく準備が必要です。

あなたを縛り付けているのは親の勝手な価値観でしかない。
その親の価値観は長年の積み重なったコンプレックスや経験から作られています。

あなたは親と別に生まれ、全く別の人生を歩んでいるんです。
親が出会わなかったような人に出会い、様々な経験をしていることを誇りに思ってください。

親のコンプレックスをそのまま受け継ぐ必要はありません。
頑張って、自分の人生をつくっていきましょ!

森雨でした。

[ad#ad]
スポンサードリンク