こんにちは、森雨です。
俗に言う「毒親」と言われる親のもとで育った人はもちろん、
親が既に他界している。
親と絶縁している。
親が消息不明。
親がとにかくいない。
と言う人は人生の中で一度は親(理解があってほどほどに愛情がある)が普通にいて、あわよくばその親に子どもを預けたりできたり、愚痴を聞いてもらえたり、ご飯作ってもらえる!という人を心の隅で、
羨ましい~!
妬まし~!!
親交換してぇ~!!!
と心の中で叫んだことがおありではないでしょうか……。
え?ない?
私はよくあります。笑
しょっちゅうです!(いばり)
育児やなんやらで疲れ切っているときは料理しながら考え続けてため息をついています…。
そして夫に相談したら「そんな馬鹿馬鹿しいこと考えるのやめろ」って言われて(やめられるもんならとっくにやめとるわ!)と突っ込んでます。
嫉妬心って本当に厄介ですよね。
どうしようもなく膨らんでいくんですよね。。
マインドフルネスをしたり、瞑想したり、リフレッシュしたりして忘れようとすればするほど膨らんでいく…。
嫉妬のせいでどんどん自分が嫌いになっていく…。
ネガティブが加速しようしなったので、今回もう嫉妬心一網打尽にしたろうと一念発起して色々考えてみました。
結果から言うと、かなり改善!
これは目から鱗!まさに「学校で教えてほしい嫉妬心の消し方」だったので、今回記事にしますね!
目次
【嫉妬心の消し方①】嫉妬の元を探ってみる
これは結婚当時の話です。
私は義妹がすごく苦手で、出来たら会いたくないと思っていたんです。
義妹は私とは違い、ホワ~っとしてて、明るい。
かなり気分屋さんで、よく言えば天真爛漫。悪く言えば子どもっぽい。
存分に両親から愛情と手をかけてもらって育った感じがする人で私とそんなに歳も違わないのに、いつまでも学生のような元気さがありました。
姑もそれはそれは可愛がっていて「あの子には困るわ~」と言っては娘の好きなケーキを買い、彼氏の話を聞いてやり、どんなことがあっても受け止めるという姿勢が揺るがなかった。
早い話、うちの親とは真逆の義実家です。
裕福で、愛情を与える余裕がある。
それ自体は結構なんですが、この親子を見ていると時々胸が痛かった。
一生懸命自分で温めてきた心に冷水ぶっかけられている気持ちになるときがありました。
昇華したはずの幼い頃の気持ちがふくらみかけては、また消えていきます。
以前私が欲しくてしょうがなかったものを、当たり前のように享受しているからですかね。
ご本人は全く悪くないんです。
それはわかっていても、ちょっと距離を置いておかないと嫉妬心で気が狂いそうになっていました。
時折起こるざわつきを感じたくない、触れたくなくて私が勝手に苦手に感じていたんです。。
【嫉妬心の消し方②】人を妬む気持ちは強敵だ!
人を妬む気持ちって、どうしようもないんですよ。
どうしようもないくらい、強い。
どんなに打ち消そうと頑張っても、なかなか消えるものじゃありません。。
心が弱っているときならなおさらです。
私もなんとか自分の中で折り合いをつけようとしたり、相手に自分から接触しようとしたりして試行錯誤してきましたが無駄でした。余計ひどくなっただけです。
「嫉妬心」は本能的なものなので、私のような凡庸な人間は消すことは無理なのかもしれません…もう諦めて一生その人の悪口言って生きていこう…と布団で丸くなっていたんですが、
(一生どうでもいい人の悪口言う人生なんてツラすぎだろ!)
と冷静になって布団蹴っ飛ばしました。
嫉妬心と立ち向かうぞ!ってんで、色々考えました。
【嫉妬心の消し方③】相手のことを本当はどう思っているのか?
冒頭にもありましたが、義妹のこと。
この人いい人なんです。
でも、よくよく考えたら私は相手を「いい人」というほど相手のことを知らないことに気が付きました。
けっこう長い期間付き合っているつもりでしたが、姑が一方的に言ってくる愚痴のような情報で得たことしかイメージ出来てないことに気が付いたんです。
そして、本当は心の中でどう思っているのか考えました。
…すると、(もうお気づきの方もいるでしょうが)私相手のこと結構見下してたんですよねー…。
偉そうに「よく言えば天真爛漫?でも子どもっぽい」なんて言っちゃって…。
私は自分で言うのもなんですが親に頼らず結婚仕事子育てしてきたんで、甘い親に甘やかされていい歳して何にも知らねーんだろ?って馬鹿にしてたんですよね。
【嫉妬心の消し方④】相手を見下しているから嫉妬してしまうんだ
あれ?でも見下している人に嫉妬するなんておかしいなー?とも思ったんですが、そこで「見下しているから嫉妬してるんじゃん!」と気づきました。
わかりづらい?
要するにこうです。
「相手は馬鹿!私のほうがスゴイ!」
☞「私のほうが頑張っててスゴイのに、相手のほうが親や周りに愛されてる!自由に生きてそう!」☞「何それズルイ!許せない!ムカつく!羨ましい!」
\\嫉妬心☆完成//
お分かりいただけただろうか…?
要するに「私のほうが頑張ってるのに、ズルい!」と思っているわけですね。
早い話、これが人を嫌いになる理由です。
こういうメカニズムだったわけです。。大げさですが。
嫉妬の原因は相手を本当に知らないからこそ起こる
例えば私の場合、義妹のことをよく知らないくせに相手を勝手に「ずるい!」と拗ねていたわけですね。
確かに、義妹は愛された家庭に育ち、わがままも許される環境にいたわけですがそれは「ずるい」とはちょっと違う。
本当に気づいてあげるべきなのは、私の「ずるい」と思う心の方です。
相手をズルイ、と思わせる自分の傷ついた心をまず癒してあげるべきだったんです。
(「本当は私もそんな風に愛されたかったよー。でも、愛されなかったよー。悲しかったよー。」という心をね)
よその誰かに嫉妬心を燃やすのは違う。お門違いもいいとこだったんです。
泣きたければ泣けばいいんです。それを何度も繰り返して「もう大丈夫!」と言える日がくるまで気持ちを抱きしめてあげる。「嫉妬なんてくだらない!ダメな私…」と思わずに、長い長い時間をかけてじっくり自分と向き合ってあげればよかったんですね。
嫉妬心は相手を知らないからこそ起こるんです。
見下しているからこそ嫉妬心が起こるんです。
だから、嫉妬心を消すためには、逆に尊敬できる要素を探してみる。
義妹さんは医療系の仕事に就いているので、きっと持ち前の笑顔と愛情で多くの人を癒していると思います。私も見習いたいと思います。
姑に娘たちの愚痴しか聞かされていたから気づけなかったけど、よくよく考えてみたら尊敬できる要素はたくさんありました。
そのことに気づいてから、しばらくするともう義妹について考える時間はなくなっていました。
驚くくらいあっさりと嫉妬心は消えちゃいました。
見下していい人間なんていない
以上、嫉妬心を消す方法だったんですが、試してみようと思いました? どうでした?
見下していい人間なんて、この世にほとんどいないはずです。いたら困ります。
少なくとも周囲にいる人の中には本当はいないんじゃないでしょうか。
相手のことをよく知らないだけではないのでしょうか。
「キー!お前ズルいぞ!」と叫びたくなるとき、その人のことをどれだけ知っているのか考えてみましょう。
絶対よく知らないはずです。
そして本当に相手が原因があるのか。
そあなたの心の中に原因となるものが必ずあるはずなのでそれを探しましょう。
嫉妬心は自分の問題で、相手は悪くないのです。。
嫉妬心はいじめの原因にもなります。
「のび太のくせに生意気だぞ!」というとき、のび太に原因はなくジャイアントとスネ夫の心の中に原因があるのです。
誰かに湧き上がる嫉妬心と向き合うことは、自分と向き合うこととイコールなんですね。
嫉妬心を発見したら、これはチャンスです。
自分と向き合ういいきっかけになるかもしれません!
森雨でした。
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