こんにちは、森雨です。
結婚って楽しいことばかりじゃないですよね。
たまに結婚前の夫との写真を見かえすとそう思います。
お互いを憎むようになるくらいなら、結婚しなけりゃよかった。
本気でそう思っていたこともあります。
夫婦喧嘩で家出したときとかね。笑
結婚生活は単調にはいきません。
どんなに愛し合って結婚した二人でも、ライフスタイルが変われば必ず壁が現れます。
世界中どこの夫婦もそれは一緒です。
だから、他人の「どうして結婚前に気づかなかったの?」なんて言葉には
「結婚前だから気づかなかったの」というしかないのです。
しかし、どんなに喧嘩をしても一緒にいたいと思う気持ちが少しでもあるなら二人は立ち向かう必要があるのです。
お互いの気持ちや考えをすり合わせていかなくてはいけないんです。
それが人と生きるということですね。
ちなみに、世の中にモラハラで相手を追い詰めるのは男の方だけではありません。目立つのが男というだけで、実際は妻がモラハラを振るっている場合もあります。
今回は、
- モラ夫はどうして妻をいじめるのか?
- 夫に言い返せなくなるきっかけ
- 自分の内面を見つめてみよう
- 幸せな夫婦というのは結局どういうものか
こんな内容でお送りします。
目次
モラ夫はどうして妻をいじめるのか
『夫婦喧嘩は犬も食わない』と言いますが正しい夫婦喧嘩は夫婦生活のより大事なものです。
しかし、モラハラを振るう相手の中にはその喧嘩をコミュニケーションとはとらえず相手の裏切りと取る場合があります。自分の思い通りにならないことに対して怒り、駄々をこねるわけです。
小さな子どもと同じですね。
でも、大人なので口が立つわけですよ。
相手が嫌がるセリフをよく知っているのでどんどん口から出るんですよ。
そうなるともう夫婦喧嘩はボクシング状態です。パンチして、キックして…相手が倒れるまでとことんやるんですよ。
相手はリングに上がるのを待っているので、一歩でもリングに上がっちゃうと試合が始まるんです。
そして、あなたが決定的なセリフを言うのを待っています。揚げ足を取るために。
「そんなひどいことを言うなんて…」
なんて被害者ぶってそんなことを言ったり、暴力的な相手なら殴ることもあるかもしれません。
とにかく、モラハラ夫はあなたがリングに上がるのを待つんです。リングに上がったら、本人は必ず勝ちます。だから、もう勝敗は見えてるんですよ。
あなたが毎回負けるのを分かっていて、リングに上げる。
それが、モラハラ夫です。
なぜモラハラ夫に支配されてしまうのか
大昔の(特に上品な)妻は夫に対して言い返すことはタブーとされていました。『亭主関白』の家庭が多かったんですね。
夫に言い返さない人はともかく、言い返せない人は潜在的に生まれ育った環境が影響しています。
親を見て夫には従うものと思い込んでいる妻と、妻は従えるものと思っている夫。
考え方から変えていく必要があります。
「どうして私は相手の不機嫌な表情や、言動を見てビクビクしてしまうのか」
自分の行動や考え方について考えることで、相手の考え方も見えてくるはずです。
夫婦は『対等』でなくてはいけません。親たちを真似するのではなく、夫婦でどういう夫婦になりたいか意識改革する必要がありますね。
どういう夫婦になりたいの?
「どういう夫婦になりたい?」
私が以前カウンセリングで幾度となく発したセリフでもあります。
喧嘩が絶えない夫婦、離婚寸前の二人。
キレる妻にキレる夫。
相手が悪いことももちろんありますが、自分の内面を見つめてみると理想を追い求めすぎて相手を追い詰めてきた自分自身にも問題があると気づく人も少なくはありませんでした。
絵にかいたような理想の家庭、理想の夫婦はただ結婚しただけでは手に入らないと気づいたとき、あなたなら離婚を選ぶでしょうか。
諦めて、のちの数十年を過ごすでしょうか。(それはそれでアリかもしれません。多くの中高年夫婦はそうしています)
自分自身を見つめ、研鑽していくのが人生の目的だとしたら、結婚生活ほど大きなチャンスはありません。
もしまだ相手に愛情があり、やり直したいという思いがあるならもうひと頑張りしてみてください。
相手に寄り添い、楽しいことを二人で分かち合うんです。
相手の気持ちを知り、本音を探るんです。
難しければ第三者を交えるのがおすすめ。
夫婦のカウンセリングルームを開いている専門家は意外と多いです。
信頼できるカウンセラーを探してください。
モラハラ、と一刀両断する前に。
もちろん例外もありますが、相手は自分の鏡でもあります。
よく、ネットではモラハラ夫の体験談が載っています。(ほとんど創作でしょうが)読むのは自由ですが、読んでもためになる話はありません。未熟な人間同士、どの夫婦でも似たようなことは起こるものです。最終的なゴールが離婚と信じているなら、止めはしませんが。。
モラハラ当事者は自らのいら立ちや、過去の悲しみが怒りとなって表面化していることが多いです。
つまり、毒親育ちが多いんですね。
お互い成長し、理想の夫婦になりたいのなら一緒に乗り越えるためにもコミュニケーションを増やしてみてはどうでしょう。
とにかく話しましょう。
時間を作り、手を止めて相手の考えを知ることです。
それが相手を尊重しているということですし、愛し合うという意味ではこれ以上の行為はないと言えます。
自分が変われば言動が変わってきます。
👆夫婦のコミュニケーションのコツが学べます。
森雨でした。
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