子どものころに親から虐待されていたのは
私が発達障害を抱えていたからだと思っています。
つまり、私は「普通のこと」が出来なかったのです。

こんにちは、森雨(@moriame25525)です。

障害も、自分のことも誰も受け入れてくれなかった

私は20代後半ですが、子どものころには発達障害という言葉自体が
なかったように思います。
私が住んでいたのはど田舎とまではいかないけど、結構な田舎町でとにかく保守的でした。

私がよく親から言われていたのは、

落ち着きがない
しゃべりすぎる
お調子者
集中力がない

などです。
でも教室中歩き回って座れないとかの衝動的なことは無く、
特に問題児と言われてことはありません。

教師から怒鳴られることは多々ありましたが、そのことで学校から
親に連絡がいったことはほとんどありません。

ではどうして親から虐待されなければいけなかったのか?

うちの親はとにかく勉強ができて、いい学校に行ってほしいと
思っていたようです。
そのため、姉も兄も同じ塾に通い同じ難関高に行きました。

うちの親は私がそんな上の姉兄と同じことが出来ると信じていたようです。
スポーツでも勉強でも、他の兄弟と同じことが出来ないのは私の努力不足だと
思い込んでいました。

「普通出来るでしょ!?」
「出来ないわけない!馬鹿なの?」

そんな言葉をよく投げつけられました。
計算が遅い、ミスする、問題の意味がわからない。

うちの両親は自分たちが抱いている世間に対するコンプレックスと
私を重ねてみていました。

「なんであんただけ出来ないの!」

殴られ、蹴られ、罵られました。
しまいには、私にわざとひっかけ問題を出して出来ない私を
見て楽しんでいるようでした。
間違うと髪を掴んで頭を柱に叩きつけられました。
「次の問題間違えたら指落とす」
「次の問題間違えたらフライパンで手を焼く」

そんな状況で問題のことなんてろくに考えられませんでした。
間違えたくない一心で泣きながら親の顔色から答えを
探しました。
泣きながら親の顔色を見る私を見て親は楽しそうにわざと
そばにあったティッシュで顔を隠しました。
間違うとやっぱり殴られました。

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就職してから毎日考えるのは虐待を受けた日々のことだった

就職し、仕事していると上司の指示がよくわからないことが多かったです。
「これ、○○して」と言われると、「何を、いつ、どうやって?」というのが
わからず、いちいち聞きなおして確認していました。

「それぐらいわかるでしょ、普通」

毎日そう言われているとだんだん、
「普通の人はわかるのか?どうして?私は普通じゃないの?」
と気分が落ち込むようになりました。
ミスがどんどん増えて、毎日残業し終電で帰る日々が続きました。

「普通こんなミスしないだろ!」
「普通にやってくれ!」

親を思い出して怖くなり、仕事を2か月で退職。

そしてしばらくして以前バイトでやっていた歯科助手に転職。
また親と同じことを言われるようになりました。

「普通の人ならできるんだよ!ふざけるな!」
「集中力がないんじゃない?」
「仕事なめてんの?」

気づくと「死にたい」と考えるようになってました。
後ろに上司が立つだけで、親に殴られていたときのことを
思い出すようになり、結局半年でやめました。

「普通にできること」ってなんだよ

こうして過去のことを列挙していくと、いつも疑問に思います。

「普通に出来る」って何でしょうか?

誰でも普通にできることって何ですか?
そんなことあるんですか?

私はその後正式に発達障害者(ADHD・自閉症スペクトラム・軽度知的障害)と
診断を受けました。手帳も取得しました。
いわゆる、健常者という立場ではなくなり、ハンディキャップを背負う形になったわけです。

「普通にできること」って何ですか?

よく仕事やバイトの求人票に「簡単なお仕事です!誰でもOK!」と書いてある
仕事が私にはできません。
私は2つ目の仕事を辞めてから外で働くことが怖くて出来なくなったんです。

「誰でもできる」「普通にできる」という仕事で私は絶対にミスを繰り返します。
レジとか絶対にムリです。お札を渡し間違います。
指示されていることが理解できないときもありますし、関係ないことを聞いたりしたり
してしまうことも多いです。
(例えばそばに従業員が通るだけで「あの人はどこに行くんですか?」と聞いたり)

「普通にできること」の「普通」は誰にとっての「普通」ですか?

こういう、どこにでもある言葉の違和感に気づけたのは自分がハンディキャップを
背負えたからかもしれません。

もしあなたが子どもや周囲の人に「普通」という言葉を使っているなら、
今一度その「普通」っていったい何なのか?
その言葉が一体どこからきたのかよく考えてみてください。

また、もしあなたが「普通の人」が「普通」にできることが出来ないんだとしたら、
それは気に病む必要はありません。
その「普通」の人たちが出来ないことをあなたは「普通」に出来てるのかもしれないですよ。

森雨(@moriame25525)でした。

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