こんにちは、森雨です。

あなたは自傷行為をしますか?

自傷行為とは?
意図的に自らの身体を傷つけたり、毒物を摂取する事であり[2]、致死性が低い点で自殺とは異なる。リストカット、ライターやタバコで肌を焼く(根性焼き)、髪の毛を抜く、怪我をするまで壁を殴るなどの行為がある。

自傷行為と聞いて「リストカットね」と思った人はまだまだ自傷について
よく知らないのではないでしょうか?

今回は、そんなリストカットのような自傷行為をしていた私が

「なぜ自傷行為をしていたか?」

「どういう心境でしていたか?」

を書いていきたいと思います。

自傷行為の経験

私は高校の時に自傷行為をしていました。

リストカットです。

カッターは使わず、はさみをパカッとした刃物部分を思いっきり
手首に押し付けるような形でやってました。

思いっきりやると、血がぶわわわ~って玉になって溢れ、
ポタポタっとなります。

それを何カ所かにやって、傷が治りかけたらまた作って…というのを
繰り返していました。

「痛くないの?」
とたまに周囲に聞かれました。

全然痛いか、痛くないかで答えるなら、

痛くありません。

「全く痛くない」というと間違いになるので、
細かく言うと「痛気持ちいい」って感じです。

高校に入ったとき、突然勉強が全くわからなくなりました。
それまではそこそこ出来ていたのに、本当に突然どうすればいいのか
さっぱりわからなくなったのです。

当然成績は下がり、親には

「お兄ちゃんたちの高校よりランクが下なんだから一番獲れよ」

と言われて入学したのに、下から数えたほうが早い順位なんて取ってきたから
まあガッカリしたんでしょうね。
その日から3年間、まあ色々と好き放題に親に言われていました。

同時に、友達作りが突如バカバカしくなり、何もしてなかったらクラス内で完全に孤立。
学校や勉強や友達そっちのけで、バイトに精を出す日々でした。

今考えると、何がそこまでつらかったんだろうかと思うんですが、
まあ辛かったんでしょうね。

どこにも自分の居場所がない。

そんな気がしていましたし、実際私はどこにいても人の目が気になって
心がざわついてしょうがなかったです。

リストカットをしていた理由

実は私はリストカットをするまで、
「リストカット」が何なのかよく知りませんでした。

当時『ライフ』といういじめ漫画がアホみたいに流行っていましたが、
その漫画で主人公が手首を傷つけるシーンがありました。

それで「ああ、これがリストカットってやつか」と知ったくらいです。

(どうでもいいけど、ああいういじめ漫画を好むのはいじめっ子です)

多くの人が勘違いしているのですが、リストカットをしているのは決して

「私の傷を見て~お願い!」
「私に構って構って!」

と言っているからではないのですよ。
少なくとも私の場合。

それを証拠に私は出来るだけリストカットがばれないように
夏でも長袖を着たり、傷口にファンデーションを塗りたくったり
していました。

包帯を巻いたり、リストバンドをしたことはほとんどありません。
(だってあからさまだし)

それでもバレましたがね。。

私の場合リストカットをする理由は、

盛り上がった感情(死にたい、消えたい、悔しい、辛い、寂しいなど)を
抑えるためでした。

だから、親に好き放題言われた後、自分の部屋に帰って切り刻んでました。

膨れ上がる血を見ると、心の中のモヤモヤが一瞬消える感じがしました。
心から、スッとしました。

切った後は満足して、血を片づけたり、ちょっと寝たり、本を読んだりしてました。
普通にしてました。

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【リストカット】死ぬつもりで切ることは99.99%ない

「自殺したい」とは思っていましたが、

本人が「死にたい」と思ってリストカットすることはまず(ほとんど)ありません。

本当に死ぬつもりなら、ビルから飛び降りたりしますよ。
都会なら電車に飛び込んだり、田舎なら首をつります。

多くの人が勘違いしているんですが、

自傷をする多くの人は、

「死にたい」

というより、

「生きたい生きたい生きたい」

という想いでやってます。

「このままじゃどうになかっちゃいそう」という感情を
抑えるために必死なんです。

そういう意味で考えると、色々なことは自傷行為となります。
例え本人が「自傷」のつもりでやってなくても、それは自傷行為なんです。

例えば、私は時々死ぬほど疲れたとき頭を壁に打ち付けたりします。
ゴンゴンゴンゴンやっていたら、夫は(当然)心配してくれます。

「やめなよ!どうしてそんなことするの!?」

すっかり自傷慣れしてしまった私は、

(どうしてって言われても…(;´・ω・))

って感じです。

頭を打ち付けていると結構スッとしてくるのを
知ってしまっているんですよね…。

だから身体も覚えていて、
「あ、アレしよ!」
というより、
無意識に自傷してしまっているわけです。

(うん、確かにちょっとヤバいかもね笑)

少なくとも「死にてえ」と思ってやっているんじゃないんです。

確かに、危険だけど。。。。。
みんなに真似してほしくはないけどね。

【自傷】実際にあった周囲の反応

自分1人で処理するのは結構ですが、
当然周囲の反応というものがあるわけです。

私はリストカットをしていましたが、
実際ほかにリストカットをする人を見ると、
ちょっと引いてしまいますね。

(正直すぎてごめん)

コンビニや飲食のお姉さんの手首がザザザーッとなっていると

「!?」

となるのは当然です。

当事者が引いてるんだから、自傷経験のない方が引かないわけがない
と思っています。

だから、引いていいですよ。笑

【自傷行為】親の反応

ところで、私が実際にリストカットという自傷行為を
していたとき、

親は気づいていたということをずいぶん経ってから
知りました。

県外にいた叔母に、

母「あの子親への当てつけで手首切ったりすんのよ!?」

と相談(というより愚痴)していたようです。

そんなある日、

母「何が気に入らないのよ、そんなに!」

とぶち切れてお風呂に入っているところにバーーンと
入ってきて暴れたことがあります。笑
(その後どうなったかはあまり覚えていない)

どちらにしろ、私がリストカットに至った理由はすっ飛ばして
「娘が自傷していることを自分がどう思うか」という、
きわめて自己中心的な考えに至ったということですね、わかります。

ということで、無視していました。

【自傷行為】教師の反応

担任は知らなかったかもしれません。
わかりません。(そんな会話したこともなかったし)

保健室の先生だけは知っていました。

高校生にはありがちだからか、そういうマニュアルがあるのか
わからないのですが、

なぜか傷を見ても、慣れた風でした。

「もー、切っちゃダメよ!メッ!」

って感じで、消毒してくれてました。

出来るだけ教室にいたくなかったので、
時々保健室か図書室で過ごしました。

「『切りたい』って思ったときに、氷を握るとか、
枕に顔を押し付けて叫ぶとかにシフトしてみたら?」

そういうアドバイスをもらった気がします。

でも、そのときは自傷行為がどうしていけないのか?がわからず、

(どうしてそんなことせなあかんの)

って感じでふーんという感じで聞いていました。

卒業するまでその後数回行きましたが、
「登校しているかどうかわからないからやめて」と
学級委員長に言われてやめました。
日誌を付けるときに困ったそうです。笑 ごめん。

【自傷行為】友人その他の反応

クラスに一人いた友達はあえてスルーしてくれました。
有難かったです。

ところが、何故かクラスの中の八方美人のA子さんに
呼び出され、

「それ、大丈夫ぅ?痛いでしょー?」

と言われました。
突然のことで戸惑っていると(だってほとんど交流なかったし)

「もうやっちゃダメよ?ん?」

って言われました。

そして「…はぁ」という私の反応にキレてそのあと
一時的に嫌がらせをされるようになりました。

童顔で可愛い、という穏やかキャラなその子が
「マジアイツキモイし!」とキレてのたまっている姿に、
私とクラスの(彼女に憧れていた)男子がビビりまくってました。笑

今でもよくわからない事例です。

自傷行為は心のSOSであるということ

自傷行為は人によっては仕方がないこと。

自傷行為は別に周りへの当てつけでやっているわけ
ではないことがおわかりいただけたでしょうか。

しかし、もし自分の彼女(彼氏)、友人、家族が
自傷行為をしていたらそりゃ心配だし、

見るのもアレだし、

「出来たらやってほしくない」と思うのは当然です。

境界性パーソナリティ障害や、愛着障害の人は
自傷行為をしやすいです。

その中には私のように、

「伝わらない悲しい気持ち、辛い気持ちでもうパンクしそう」

というSOSがそのまま自傷行為になっているということが
多いんです。

だから、自傷行為を見たら(出来たら)

「しんどかったね」「辛かったね」
「何がしんどかった?」「何か思い出した?」
「疲れた?」

などと相手が自傷行為をしたことを否定せず、
止めたりせずに聞いてほしいと思います。

もしここで、
「やっちゃダメ!」と自傷行為を責めるような形をとって
しまうと、

「ドン引きしてるんでしょ?!」
「私のことキモイとか思ってるんでしょ!?」

となって余計に自傷行為が悪化したり、
最悪の場合もっと危険な目に突入してしまって
取り返しのつかないことになります。

自傷行為をしている人は今、崖の上に立っていると
思ってください。

「私飛び降りるかもしんない」

となっている相手にかける言葉って超気を遣いますよね。

ええ、そのくらい気を遣ってください。笑
でも無理なら放っておいてください。

「唯一の避難場所」は一時的なものでしかない

自傷行為をしている家族がいる人も、

現在自傷行為をしている人も、

「いつになったら自傷行為が無くなるんだろう」

ということを深く悩みがちですが、
案外ちょっとしたきっかけで無くなるものです。

実際、私がリストカットをしていた期間は高校の3年間のみでした。

今思うと「過渡期だったな」と思います。
そういう時期だったんだと。

だから、自傷行為は今の「唯一の避難場所」くらいに思って、
あまり深く考えないようにしてください。

自傷行為をすること自体に問題があるんじゃなくて、
自傷行為をしてしまうような心に問題があるんです。

パンクしそうな心をどうにかしない限り、いくら自傷行為を
やめたところでまた別の自傷行為が出てくるだけです。

【参考】傷跡は美容外科に頼るのもアリだと思う

幸い、私は特に目立つ傷はありませんが、

もし「リストカットの傷が後になって残りそう」

昔の傷が残ったまま、という人は美容外科に頼るのも手かと
思います。



傷ってつけるのは一瞬ですが、消すのはかなーり時間がかかります。
クリームやジェル等もありますが……うーん(〇ットノンとか)

美容外科だと多少お金はかかりますが、

「見るたびに思い出す」

「義実家に知られたら…」

「職場で見られたら偏見が」

という人にはおすすめです。

リストカット専用のコースがあるのって珍しいし、
きっと行っても特別視される心配もないのでいいですね。

 

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