こんにちは、森雨です。
このブログでも本当によく毒親育ちの書籍を紹介していますし、
自分でも相当な量本を読んでいます。
(そこから見えないだろうけど、私のデスクには山積みの関連本があるのよっ)
このブログに来る人はかなり追い詰められた方が多く、
私と同じような生きづらさを抱えている人には出来たら紹介した本は
全部読んでほしい!
けど、皆かなりお忙しいと思うので(お疲れ様!)
今回は今まで紹介した本・漫画・映画などをまとめて紹介しておきます。
あと、今まで紹介しきれなかった本も続々あります。
実際私はぜーんぶ読んでいるので、どれを読んでも無駄にはならないと思います。
安心して手に取ってください。
目次
【毒親育ち・愛着障害の人におススメ】読んで欲しい漫画まとめ
まずは漫画から。
漫画だととっつきやすくて、かつ分かりやすくて初心者(何の?)にも
おすすめです。
田房永子さんの本【厳選3冊】
まあこれは鉄板でしょうな。
KADOKAWA/中経出版 (2012-03-23)
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『母がしんどい』はまさに流行語にもなりそうな感じですよ。
竹書房
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キレ方は人それぞれですが、みんなやはり過去に「尊重してもらえなかった」という
記憶を持っていますね。
親に意見が無視され続けたとか、常に親に誤解を受けて育った子とか。
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呪詛抜きダイエットを読んで、私なんてヒプノセラピーを実際に受けに行ってますからね!!
田房さんの本を読んでゲシュタルトセラピーを受けてみたい!って人もかなり多いようです。
関西ではやっているところ少なそうなんですが、東京の方では容易に見つかるので行ってみたいなー。。
死ぬほど共感できますよ[/char]
原わた著 ゆがみちゃん
KADOKAWA/メディアファクトリー (2015-07-17)
売り上げランキング: 17,974
著者の原わたさんが毒親家庭から抜け出し、仕事&結婚するまでのエッセイ漫画。
「この方はほんと能力高い人なんだろうな」と勝手に思います。
家を出てから都会で一人暮らしし、仕事もサクサクこなしていてすごい。
『母がしんどい』を読むまで自分が毒親育ちだって気づかなくて、
それでも自分で気づけて家を出なきゃと決意するまでですでにすごい。
そこからネットで自分の過去をさらすことで、徐々に自分を客観視して
「じぶんってすごい」と思えるところまで成長したのもすごい。
毒親育ちと毒親を心理学の本を読んでかなり細かく分析し、
わかりやすくイラストを交えて説明しています。
しっかりと過去を『昇華』出来ているまさに「自分の理想の癒し方」ですね。
[char no=1 char=”森雨”]優しかったおばさんに「あんた親不孝よ」って言われるコマ。思わず泣きました。毒親育ちのエッセイに出てくる旦那さんはみんなマジ超いい人だな。勝手に神様ありがとうって感謝したくなるよ。[/char]
結婚するために相手の両親を説得するところはこれから結婚する人にとっては
かなり参考になるかと!
そういう意味でも比較的若い人におすすめのエッセイ漫画ですね。
あらいぴろよ著 『隠れビッチやってました。』
タッチは軽い感じですが、終始センスのある言葉選び&イラストです。
本人も描きながら考え方や自分の分析の詰めていった感じがしますね。
帯や広告では男にモテる、という技術だけに本書の特徴がクローズアップ
されていますが、これは立派な毒親育ちのエッセイ漫画ですよ。
「エッ!?モテる秘訣が描かれてる漫画なんじゃないの?」←
いやいや…DV家庭で育った女の子についての話デスよ。。
[char no=1 char=”森雨”]その後のぴろよさんの子育てとか家庭での様子が知りたいと思っていたので、新刊が楽しみです。本人も初めはクセあるなーと思っていたけど、今見ると良いキャラしてますよね[/char]
主婦の友社
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↑この作品についても次回レビュー予定!
曽根富美子著 パニック母子関係(カプセル)
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『母なる断崖』が超良かった(号泣した)ので、
Amazonに勧められるがまま購入した漫画。
何となくで読み始めたが…この漫画に出てくるお母さん超ハードです。
今までの毒親を扱った漫画って結構親をデフォルメして描いたものが
多くて(重い内容とバランスを取っているのだ)割とサクサク読めていたけど、
これはまあ結構リアルっつーか、濃い目な感じのママンでほんとおどろおどろしかった!
でも逆に言うと、ソフトでない分読み物として楽しめるので
毒親育ち当事者以外の人に説明するときにも使えると思います。
内容は、支配的な母親のもとで育った女性(美緒)が結婚・子どもを産んで以来
母親を拒絶し、引きこもりになってしまった。というのを夫の視点から描いたもの。
子育てを支配的な母のもとでやろうとすれば確かに地獄ですよ。
想像しただけでゾッとします。
さらにこのお母さん、同居しているのをいいことに娘夫婦の部屋を覗いちゃったり
してますからね…|д゚)
タッチが古く、レディースコミック感がありますがそのため年配の方でも
受け入れられやすいかと思います。
曽根富美子さんの作品はどれもきちんと本質の部分をとらえていて、
勉強して描かれているのでこの作品でもアダルトチルドレンの話が出てきます。
母親との共依存について知りたい人には特にいい作品かと思います。
「自分は毒親だったかも」と思う方にもおすすめです。
[char no=1 char=”森雨”]曽根先生の漫画はほんと面白いですよ。最近『母なるもの断崖』で一躍脚光を浴びたけど、元々かなり実力のある漫画家さんです。紹介した著書以外にも虐待やネグレクトについて描かれた作品があります[/char] [ad#ad]
【毒親育ち・愛着障害の人におススメ】読んで欲しい本まとめ
毒親育ちについての本は今までもたっくさん紹介しました。
新書が多いですが、どれも深く自分を分析するためには読むべきだと思います。
スーザン・フォワード著『毒になる親』
講談社
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発売からかなり経ちますが、今でも売れ続けています。
毒親の語源になった本です。
私もこの本を昔は舐めるように読みました。
今でもよく読みます。
講談社
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不幸になる親、も読みごたえありますよ。
『毒になる親』に比べるとどちらかというと『実践編』みたいな感じです。
岡田尊司先生の本【厳選】
光文社 (2011-09-16)
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言わずと知れた岡田先生の本ですね。
毒親育ちの方なら愛着障害についてしっかり学んでおいて損はないかと思います。
私も何度この本に救われたかわかりません。
幻冬舎
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境界性パーソナリティ障害に心たりがある方も多いのでは?
咲セリさんとの対談も良かったです。
ポプラ社
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高橋リエ著 『お母さん、私を自由にして!』
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アダルトチルドレンだった高橋さんの著書。
イラスト多めでタイプ別の対処法が載っていて本当に読みやすいです。
毒親育ちだったら「あるある!」と思うような内容でまとめられていて、
毒親本なのに楽しく読めます。笑
高橋和巳著 『消えたい~虐待された人の生き方から知る心の幸せ』
筑摩書房
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こちらは虐待を受け、その後大人になった方について精神科医の視点から
まとめた本です。
毒親育ちの中には、自分が虐待を受けたという意識すらない人が実はたくさんいます。
そんな人の「なんか私おかしい?」という声を聞き、その原因を探った本。
私も「消えたい」と思うことが多く、当てはまることが多かったので読んでみました。
驚いたのが、愛情のある「ふつう」の家庭で育った人とそうでない人の違い。
ここまで行動や認知の点で差が出るか、というくらいです。
愛着障害をより医学的に書いた本です。
自己分析をしよう。自分を知ろう。
自分のことを少しでも毒親育ちだ、アダルトチルドレンだと
認識のある人なら必ず今回紹介した本はあなたを支えてくれる一冊になります。
また、上記の本の感想や挙げた本以外のおすすめなんかがありましたらコメントください。
この本がどんどんどんどん周囲に広まって、
もっと毒親が認知されるといいですね。
森雨でした。
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