【毒親育ちあるある】結婚した毒親育ちは「ふつうの家庭」を目指して頑張りすぎてしまう件。

思わず神に祈りたくなる世界・・・誕生日会
私の子育て
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こんにちは、森雨です。

うちのブログにはよく毒親育ちで結婚した、もしくは結婚予定のある女性の読者さんからコメントやメッセージを頂くんです。

私も同じ立場なので「そうそう!」「わかるわかる」と日々起こる様々なお悩みにいちいち感情移入してお返事したりしているんです。

毒親育ちで子育て中の方の生きづらさや、結婚後の夫婦間の悩みは尽きないですよね。

そもそも毒親育ちの方はこれまで過酷な環境にいたせいで、幸せのセンサーが麻痺していて極端な考え方に陥って一人で落ち込んだり、幸せな瞬間でも突然不安やパニックになったりします。

そんな私ですが結婚して毒親と絶縁し、今は夫と子ども1人(お腹に1人)で平穏無事に暮らしている
今が本当に一番幸せだなーと思います。

今に比べたら子どもの頃は地獄でした。

それは夫婦で「ふつうの家庭」を努力して作り上げたおかげだと思うんです。

…ふつうの家。

私は「普通」という言葉に対して過剰反応しがちなんですが(下記リンク参照)

【>>発達障害と診断されてから「誰でも普通にできること」なんてないんだと知った。

あえて言わせていただく「普通の家庭」!

多くの毒親育ちの方がそうであるように、皆「ふつうの家庭」を求めているんですよね。

今回は私たちが憧れる「普通の家庭」ってこういうの!というあるあるや、それに向かって頑張りすぎてしまう原因と対処法までまとめます。

結婚したい毒親育ちさん、結婚している毒親育ちさんは参考にしてください。

【毒親育ちあるある】「ふつうの価値観や暮らし方」の存在に気づく

まず、夫と付き合ってから「普通の人」というものがどういうものか知ったんです。

そう、毒親育ちの歪んだ人間関係や見解からは夫を「すごい人」だとちょっと錯覚しがちです。笑

それはただただ夫がふつうに親から愛され、兄弟と関係も割と良好で、常にDVしたり虐待したりするような乱暴者が自宅にいなかったというだけの話…なんですが、

それでも毒親育ちの私たちにとっては「ヒエ―!!」と感嘆の声を上げたくなるほど新鮮なんですよね。

私なんて付き合って当初は夫が素直に感情を表現しているのを見ているだけで目から鱗が落ちました。

「あ、お笑い番組でそんな風に笑っていいんだ」とか。

「あ、好きな食べ物を人に自慢げに言ってもいいんだ」とか。

「あ、好きな時間に寝ていいんだ」とかね。

どれも実家では暗黙の禁止行為だったんですよ…そういう意思の表明は。

例えば、笑えるシーンで笑うと怒られたし(そもそもお笑い番組をみんなと見るのはNG)好きな食べ物は真っ向から否定されたし(なんであんなもの好きなんだ!って怒られる)寝ていると(こんな時間に寝やがって…とか言って起こされたりね)

あまりに暗黙の禁止行為が多かったもんで、一人暮らししていたときもどこか後ろめたい気持ちがありました。だから、きちんと時間を守って生活していたんです。

だから夫と暮らし始めてからはベルリンの壁が崩壊したみたいにある種の文化が流れ込んで来て大変でした。楽しすぎて。笑

変な時間にポテチやラーメン食べるし、テレビ見てゲラゲラ笑うし、お風呂は入らない日もあるし。

だから私は「これが普通の人の暮らしなんだ」とまず気づきました。普通の人の暮らしとは、

  • 誰かに四六時中監視されていない
  • 誰かに常に行動を咎められたりしない
  • 家の中で好きに感情を表したり、発言をする

そして、結婚して子どもが産まれてからはその居心地の良さを保つために今度は「普通の家庭」を作る努力をしたんです。

【毒親育ちあるある】憧れの「ふつうの家庭」ってどういうの?

そもそも、子どもを産んでまず不安だったのが「普通に愛せるかどうか」でした。
子どもにとって過剰でも、不足もせずに愛情を注げるかどうかが私の課題でした。

うちの親は子どもに役割を求めるタイプの人たちだったので、常に何かの代償として愛情を与えられてきました。

だから赤ちゃんのうちの、何もせずただただ親に手間をかけさせる段階の人間にどう愛情を与えればいいのかがイマイチわからなかったんです。

しかし、運よく!夫の家庭は普通に愛情に満ちた親だったので、私は義母の対応や夫の子どもに対する愛情表現からそれを学び取ることにしました。

例えば、義母は子どもの習性を理解し、それを受け入れていました。「子どもは泣くのが仕事」なんていう言葉が私の親の前では通じなくても、義母には理解できていたようです。

泣いてもうちの親のように「なんでそんなに泣くんだ!」「泣くな!」なんて言わずに「どうしたの?お腹空いたの?」「どうしたの?寂しいの?」と声をかけていることにいちいち感動しました。

夫も子どもを心底可愛がっていておもちゃや絵本をたらふく買ってきました。

子どもに「お前は贅沢!」「金のかかるやつ」なんて言いませんでした…当たり前だけど。

思わず神に祈りたくなる世界・・・誕生日会

一番感動したのは誕生日です。
息子が一歳になったときには義実家で盛大にお祝いしました。
(普通の誕生会ですが、私にとってはかなり盛大だった…!)
みんなからの誕生日プレゼントも、ごちそうもあったし、義母からは私に向けたプレゼントまでありました。名前の書いたケーキにろうそくを立てて、ハッピーバースデーを歌って、ケーキを食べました。

誕生日をそんな風にお祝いされたことが一度も無かったので(こういうのって家で本当にやるんだ…そうなんだ…)と自分の子ども時代と比べて大いにショックを受けました。

私はおもちゃは都会にしか売っていないという理由で買ってもらったことが無かったし、名前入り(チョコプレートのあれ)のケーキなんて見たことも食べたことも無かったんですよ。子どもには高すぎるからダメ、とかなんとかで。

でも友達の誕生会で(ん…?)って感じは度々ありましたがね。笑

でも親に言うとキレられるので言えずでした。

【毒親育ちあるある】してもらってないことはうまくできないものです

数年前に「誕生日も、クリスマスもなんにもなかった。してほしかった」と親にこぼしたら、「あんなのしたかったの? だったら、あんたが将来子どもにしてやればいいよ」と言われただけでした。

親は簡単にそんな風に言っていますが、実際自分が親になると誕生日会みたいなものをしてもらってないと「何をどうしたらいいのか…」状態になるんですよ。

誕生日に限らず、実家では友達を呼ぶことを基本的に禁止していたので将来息子が友達を家に呼んで遊びたいなんて言ったらちょっと困る。いや、結構困る。ネットで調べたり、人に聞かないとわからない。

義実家は年中ある各種イベントを大事にする家庭なので、いちいち勉強になります。

例えば子どもの日になるとお風呂に入れる菖蒲をくれたり、柏餅やちまきをくれたり。

お盆になると茄子に割りばしを挿したりして飾りを作ったりね。

大人になっても子どもには毎回誕生日には何かしらプレゼントをあげています。

私は不満を漏らすと「嫌ならよその子になりな!」と言われていたので、そんな「よその子」である夫やその義実家の家族たちが羨ましいし、憧れてしまいます。

でも(育児の面でもそうですが)そういうマメなお母さんになりたいと熱望しても、なかなか難しいんですよね。毒親育ちは。

だってしてもらってないんだから、モデルがいないんだもん!

【毒親育ちあるある】毒親育ちママは、頑張りすぎてしまう

毒親育ちママは、頑張りすぎてしまうんです。
(いや、ママに限らずパパもかもしれないけど)

毒親育ちだという自覚がある分、子どもには自分のような悲しい子ども時代を過ごしてほしくない。愛のある家庭で苦労せず、すくすく育ってほしい。

そう願っているんです。

でも、いつも自然には出来ない。つい感情的に叱りすぎたり、子どもを責めるような口調になってしまうことがあります。「あれは毒親そっくりの言い方だった…」と後で泣くこともあります。

子どものことを羨ましいと感じる瞬間もあります。愛されなかった自分をどうフォローすればいいのか悩むこともあります。

周囲のお母さんたちが自分より100倍根気強く、ちゃんと子育てしているように見えていつも落ち込みます。

子どもに笑顔を見せられないことも増えます。子どもの笑顔を見て、自分に笑顔がないことに気づきます。

「お母さんと一緒にはなりたくない」と思いつつ、ふと気づいた瞬間にお母さんのような言動をしていることに気づいてショックを受けたり…

毒親育ちママはいつも基本的に自分に努力が足りないと思っています。慣れない「幸せ」をそのまま受け取ることが不安なので、とにかく自分の努力の結果として幸せを享受しなければと過剰に努力を続けます。

それが本物の努力ならいいんですが、努力と我慢はき違えている人は多いです。

極端に言えば、夫からのDVがある場合でも「自分がもっと我慢すれば」と思い込みます。(自律神経失調症とかで)身体がキツイときにも休む選択が出来なかったり、出来たとしてもうまく出来ない自分を責めたり。

そんなときに子どもが何かちょっとしたわがままを言おうもんなら、まるで自分が言ったような錯覚に陥って叩いたり怒鳴り散らしたりしてしまうことも。

それがのちに虐待に発展することもあり得ると思います。

つい、頑張りすぎてしまう。
「ふつうの、理想通りの良い家庭を築きたい」

そんな思いで結婚して子どもを持ったとしても結局自分を癒せてなかったり、そのうえで頑張りすぎてしまうと壊れてしまうんですよ…。

我慢をせず「他の人にまかせる」という勇気

毒親育ちのママにとってマストなのが、「人に頼る環境」を持つ勇気だと思っています。

例えば、どうしても身体が言うことを聞かないというときありますよね。毒親育ちはストレスを感じやすく、自律神経を乱すことが多いので疲れやすいんです。

そんなとき、自分が我慢して家事育児をするよりはある程度人に助けてもらうことが必要なんです。(いや、みんな我慢して育児してる…)(怠けちゃダメだ)と自分に言い聞かせたくなることもあります。

でも、私たちは普通の家庭で育ってない分、その辺弱いんです。育児も余計に気力体力使っているはずなんです。

だから人に頼ること。SOSを出して助けてもらう環境づくりが大事なんです。

「実家は遠い。義実家も遠い。夫は激務でワンオペ…」

そんな毒親育ちは虐待予備軍だと思います。子どもが悪いわけではない。あなたが悪いわけでもないです。

ただ、お金を使ってでも「他の人に家事・育児をまかせる」という選択肢を持つ必要があるのは絶対です。

一時的なことだ、と思い切って自分と家族のためにもえいっ!とそういうお金を惜しまず使いましょう。家事や育児はお金を払えば代行できる…よく考えるとそう考えると少し楽になりますよね。

家事代行サービスを利用する

食事作りや掃除、買い出しに関しては家事代行サービスを利用します。

例えば、子育て応援パックのある【家事代行サービスのキャットハンド】
では、1時間2750円(2時間から)で家事のほぼすべてを任せられます。
料理も掃除もすごく手際よくしてくれるので、2時間といえどもやってもらえるだけでグンと楽になるはずです。

掃除が苦手、という人は特に他人の手によって時間もかけずみるみるうちにスッキリとしていく部屋を見るだけでも
気持ちが楽になるはず。散らかった部屋にいると心まですさんでくるものだしね。



子どもを預けるという選択肢を持つ

また「子どもと離れたい!自由になりたい」という気持ちを持つのも当然のこと。
子どもとピッタリくっついて毎日を過ごすのが何より辛いと感じる瞬間もあります…(わかります)

子育てが得意!というわけではない私たちが利用したいのはやはり託児です。
子どもを預けることが一番です。

子どもを預ける方法はいくつかあります。

子どもを預けるには
  • 自治体の子育て支援センターのサービスを利用する
  • 仕事を持ち、保育所に預ける
  • 認可外や小規模保育の一時保育を利用する
  • ベビーシッターに頼む

上から順に安くサービスを受けられます

自治体の子育て支援センターのサービスを利用する

例えば、市町村の子育て支援センターでは保育スタッフによる託児サービスがあるところが多いです。
チェックしてみたんですが、1時間700円からと比較的利用料も安いです。(自治体によるけど)

私は預けたことはないんですが、実際に支援センターで預けられている子を見たことは何度もあります。
スタッフの方や他のセンターに来所している親子と楽しそうに遊んでいました。
月齢、利用料金や時間など知りたい場合は支援センターのHPをチェックしてみてください。

仕事を持ち、保育所に預ける

次に、保育所に預けるパターン。競争は激しいですが、正直これが一番良いかと思います。
正社員でもパートでも保育条件さえそろえばとりあえずは申し込めます。

もしあなたがすでに精神疾患を抱えているのなら医師の診断書さえあれば申し込めます。

「子どもを毎日みるよりはずっと楽になった」というお母さんは多いです。
今辛いのなら十分資格はあります。無理せず保育所に預ける選択をしましょう。

認可外や小規模保育の一時保育を利用する

3つ目は、一時保育を利用するパターン。
これは私も息子が6カ月前後のころよく利用しました。

市役所の保育課にでも電話して聞けば一時保育をやってる保育園がどこかわかります。
認可保育だと、料金は子育て支援センターに預けるのと同じくらいだと思います。

認可外や私立のところだと入会金やらなんやらでコストがかかります。
こちらも競争は激しめですが、新しい保育所だと一時保育について知られていなかったりして穴場ですよ!

ベビーシッターに頼む

4つ目はベビーシッターに頼むというもの。
ベビーシッターというのはお高いイメージがありますが、実際高いです。笑

でも、コストがかかる分プロが自宅で見てくれるという安心感はありますし、
比較的いつでも来てくれるのが嬉しいです。

最近ではどうしても夜ゆっくりしたいという方に向けてナイトパックのようなものもあります。

頑張っている自分を認めてあげること

家事代行や、専業主婦なのに子どもを預けたりしていたら、よく外野が「主婦のくせに贅沢!」なんて言ったりするものです。

でも、ある意味「家事代行や託児を頼んだらこんなにするんだ!私は毎日やってるんだから、すごいことだよな~」と
プラスに考えて、そんな外野の言葉は無視しましょう。

専業主婦も共働きも大変なことは変わりないですよ。
私は今は子どもを運よく保育所に預けられていますが、専業主婦で子どもと1:1のときの
ほうがずーーっと大変でした。本当です。

「ふつうの家庭」に憧れを抱くのは当然です。
幸せになりたいと願うのも、子どもを幸せにしたいと思うのも、今までの苦労があったからです。

無理しない。我慢しない。自分らしい子育てをする。
別にその辺のお母さんとまったく同じように出来なくても、気持ちさえ子どもに伝わればいいと思います。

将来子どもに、「不器用なお母さんだったけど、愛情をもって色々しようとしてくれていたな」と思ってもらえれば
それでいいんですよ。100点です。

逆の立場から考えたらわかりますよね。
親にしてもらいたかったことはともかく、親にしてほしくなかったことのほうが多いんですから。

子どもにとっていい親になろう、と思っている時点であなたは実親よりいい親なんですよ。

大丈夫です。一緒に頑張りましょう。

森雨でした。

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