こんにちは、森雨(@moriame25525)です。
数か月前にAmazonプライムに入会しました。
当初はAmazonの送料削減とお急ぎ便を利用するために
入会してたつもりだったんですけど、
今ではAmazonビデオのアニメを毎日観まくっています。
私は最近のアニメ事情には詳しくないんですが、
みんなが知っているであろう国民的アニメにはとても詳しいのです。
なぜなら、子どものころ何度も何度も何度もビデオで観ていたから。
そして今!大人になってもまだ繰り返し観ているんです。
ちょっとおかしいですか?
でも、面白いんだからしょうがない。
ということで(どういうことだ)今回は、
皆が家族構成までしっかり頭に入っているだろうあのアニメの親は
毒親じゃないのか?家庭環境はどうだろう?ということを
ちょっと真面目に考えてみたいと思います。
※ちなみにシリーズ化する予定です。
目次
たま子さんが怖い。今でも怖い。――『ドラえもん』
国民的アニメ『ドラえもん』
日本人でドラえもんを知らない人はまあほぼいないでしょうね。
青くて丸いロボットを見ても「タヌキ?」という人はいなくなって
ドラえもんもホッとしていることでしょう。
野比家の家族構成
- 野比のび助(パパ)
- 野比たま子(ママ)
- のび太
3人家族、子どもは一人という構成の野比家。
子どものころ「絶対に野比家の子どもだけにはなりたくない」と
思っていました。
なぜなら、ママのヒステリーが怖すぎたから。
今見てものび太は本当に可哀想な子だなと思うんですよ。
学校で叱られ、ジャイアンたちにいじめられ、帰ったら勉強しろと怒鳴られ、
ドラえもんに頼ったら痛い目に遭う。
ハッキリ言ってのび太が勉強できないのは当たり前です。
のび太は周囲から「勉強しろ!」と言われるけど、勉強のやり方や
つまづいた箇所を大人から指導されていません。
どうやって勉強すればいいのかもわからないのに「勉強しろ!」だ
なんて酷ですよ。
特にのび太は発達障害だという噂も昔ちらほら聞かれました。
もし本当に発達障害だったら本人の能力を伸ばしてあげる手助けが
必要です。
さらに家庭環境もよくありません。
この間『ドラえもん のび太のブリキのラビリンス』を観ていて
「春休みどこにも行かないのはうちだけ!」というスタートなのに改めて驚きました。
ドラえもんが「どこか行きたいって正直に言ったら?」というと
のび太は「無駄だね!今まで何度断られたことか!」と返します。
「親に期待しても無駄」
一体今までのび太は何度裏切られてきたんだろうと思うと目頭が熱くなります。
第一、玉子さん(ママ)は専業主婦で時間を持て余しているシーンが多いのに
のび太におつかいを強制したり、ドラえもんに草むしりをやらせたりしています。
どれだけ出不精なんでしょうか。
勉強しろ!という割に勉強を実際教えているシーンは見たことがありません。
玉子さんの過去と現在について考える
そんな毒親疑惑を持つ玉子さんについてちょっと調べてみました。
原作によると、玉子さんは幼少期は大変勝気で喧嘩っ早い性格だったそうです。
物を出しっぱなしにしたり、ドアを開けっぱなしにするようなずぼらな性格も
あり、そこの部分はしっかりのび太に遺伝しているらしいです。
ただ、成績は優秀だったそうで(のび太が生まれたときにパパが「君に似れば成績優秀」と
言っているシーンがあります)
当初は優しいママの印象だった玉子さんも、月日が経つにつれのび太の素行にいちいち
腹を立てるようになりました。
まだのび太が幼かった頃は姑(おばあちゃん)が同居しており、それも影響しているのでは
ないかと思われます。おばあちゃんが亡くなったのはのび太が小学校に上がる直前らしいので、
のび太にきつく当たるようになったのは小学生になってからだと思われます。
結婚前はOLとして働いていた玉子さん。
スレンダーで(ほかのママキャラに比べても)結構美人なほうだったので
そこそこモテてはいたんでしょうね。
それが今じゃ家庭に入り、出不精になり、服は毎日同じピンク色のワンピース。
夫は帰りが遅い。
フラストレーションがたまっていることは明白です。
野比家の財政状況
パパはスーツを着て出かけているところから見ても、
ごく普通のサラリーマンだと推測します。
自宅は木造戸建ての2階建て。
ああ見えて部屋も多め。決して小さいお家ではありません。
しかし土地自体は母親と同居していたところから考えて
きっと実家に結婚当時新築で建てた家なのでしょう。
(映画「のび太が生まれた日」で「まだ壁紙が新しい」と言うシーンがあったような)
ということは、借家ではないので住居費はほぼゼロですよね。
でも、玉子さんはよく「うちにはそんなお金ない」という話をしています。
実際家族旅行や、家族でのお出かけなども行っているシーンはありません。
のび太の話からも行っている気配はありません。
なぜでしょうか。
食卓のラインナップを見ても特に食にお金をかけているわけでもないですし、
習い事や趣味にお金を使っているシーンもほぼなし。
……ということで、ここでパパにある疑惑が浮上します。
のび助 浪費家疑惑
そうとなると気になるのはのび助(パパ)のこと。
パパが本当にサラリーマンだとして、一般的なサラリーマンの年収からしても
年に一度は家族旅行くらい行けそうなもんですよね。
実際、映画『のび太のブリキのラビリンス』では値段も場所も良く知らないのに
ホテルを予約しているシーンがあります。(酔っていたとはいえ!)
しかし、パパは結局旅行には連れて行ってくれません。
(エンドロールでピクニックに行くシーンはあるが)
ここで気になるのはパパの趣味です。
パパはタバコ・酒・ゴルフ・絵画等の趣味があります。
酒癖は悪く、時々飲みすぎて帰宅するシーンも。
もしかするとお酒の量が多くて、家計を圧迫しているのかもしれません。
さらにヘビースモーカーなのかもしれません。
野比家には書斎があるということなので、もしかすると書斎になにか秘密が
あるのかもしれません。
ドラえもんの分の生活費はどうなる?
お金の話ばかりでアレなんですが、
ドラえもんは毎日野比家で寝起きしていますよね。
ロボットなのに3食食べ、オヤツのどら焼きまでしっかり食べています。
嫌な顔ひとつせず、食事を提供している野比家の心の広さには感心しますが、
ドラえもんが野比家の家計を圧迫している可能性があります。
もし私がドラえもんなら(食事が必要なら)グルメテーブルかけで
毎日別に食事を摂りますね。
「ドラちゃん、どうぞ」と言われてもやんわりお断り。
「僕、ロボットなんで食べなくても大丈夫です。核融合のエネルギーで動いてるんでね」
とか言って。
ところで全然関係ないんですが、ドラえもんのお小遣いはどこから出ているんでしょう?
なじみの店でどら焼きを買ったり、未来デパートで買い物をするときは?
映画『のび太の夢幻三剣士』のときに「夢見る機セット」のソフトが高いって
言ってましたがのび太にねだられて購入しています。
一本しかないプレミアのソフトなんで相当高かったんだと思うんですが、
どこからお金が出たんでしょうか??
謎です。
【想像】のび太がこのまま成長すると・・・
のび太がこのまま成長すると、まあ間違いなく愛着障害になります。
同時に「お金がない!」と言われて育っているのでマネーコンプレックスは確実です。
ドラえもんがいたからよかったものの、もし現実にのび太がいると可哀想すぎですよ。
玉子さんの性格とのび太の性格の相性は最悪です。
親子関係も悪化の一途をたどるでしょう。
中学以降はグレてジャイアンも手が付けられないほどの不良になる可能性もあります。
自己肯定感はかなり低く、いつも自信のない・覇気のない人間に育ちます。
小学校5年生ののび太はハッキリ言って馬鹿だけど、根はすごくいい子だと思うので
今すぐのび太のサポートが出来る大人が必要です。
のび太の良いところを認め、伸ばしてあげる親や先生がいれば射的の能力やあやとりの
才能も将来の役にたつはずです。
ということで、『ドラえもん』の野比家家庭環境について今回は考えてみました。
以上です。
森雨でした。
参考資料
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古いアニメがそろっていて楽しいですよ。おすすめ。
※次回掲載予定の『クレヨンしんちゃん』や『あたしンち』『クッキングパパ』などもプライム特典で観られます。予習にどうぞ。
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