こんにちは、友だちの少ない森雨です。笑
今回のテーマは友達です。
あなたは友達が多いですか?
自信を持って「友達が多いで~す!」という人は結構なことです。
でも、たぶんこの記事を読む人のほとんどは、
「トモダチ…トモダチが欲しい……」
と森のクマさんのように、ひそかに悩んでいるんだと思います。
でも、大手を振って「私は友達いません!友達ほしいで~す!」という人はいませんよね。
友達がいないって恥ずかしいことだと思われてますよね。
友達がいないってだけで、
「性格が悪いと思われそう」
「人間が破たんしてると思われそう」
と思いますよね。
子どものころから私たちはそう教えられてきました。
子どものころから「友達と仲良くしましょう」「友達と外で遊びなさい」「友達を思いやって…」と言われてきたし、友達と遊ばずにいるのを見られただけで「内向的な子」「暗い子」と言われてきました。
私は子どものころから特定の友だちがいませんでした。1人でトイレに行っているだけで担任に驚かれたこともあります。笑
どうして友達がいるのか?
どうして友達がいないのか?
友達ってそもそも何なのか?
長くなりそうなので2回にわけてじっくり考えてみたいと思います。
目次
私たちが欲しい『友達』とはいったいどんなもの?
多くの友だちがいない人が抱いているのは間違った友達に対するイメージなんです。
結論から言うと、
友達に対する理想がものすごーく高い。
例えば、
- 何でも話せる人
- 価値観が同じ人
- 口が軽くない人
- 生活レベルが同じ人
- 同じ立場(主婦とか会社員とか)の人
- 好きな食べ物が共通している人
などなど。
正直奇跡でも起こらない限りすべて当てはまる人はいませんよね。笑
いたとしても友達になれるかどうかはわかりません。
おまけに、
「友達=いつでも会える人」だと思っています。
そして、
「自分が思った通りのことを言ってくれる」
「自分が思った通りのことをしてくれる」
と思っているんです。
いやいや、そんな都合のいいこと考えてないよ~!とお思いかもしれませんが、人は人に対して期待をして接しているものです。これは自然なことなんですよ。
でも多くの場合、相手に(思っていることをしてほしい)とは言わない。
結果、伝わらず(○○さんってこういう風に言ってくれないよな)と相手に不満を持つんです。
つまり、友だちが欲しい人の『友達』とは、何も言わなくてもこっちのことを理解し、わかってくれる、大切に想ってくれて、なおかつ一緒にいて楽しい人なんです。
もしそういう人がいたら、その人はきっと生き別れのあなたのお母さんですよ。笑
現実にそんなパーフェクトな『友達』はいません。
大人になると『友達』への認識が変わる
私は学生時代の友達と大人(社会人)になってからの友だちは全く別物だと思っています。
学生の頃はみんな孤独で、友達がいないといけないという強迫観念にとらわれて必死で友達作りに余念がなかったはずです。
1人でいたらいじめられるかもしれないから。
親を心配させるかもしれないし、先生や周囲の大人に余計な気を回されてしまうから。
友達がいないと思われると変な人だと勘違いされるかもしれないから。
でも、大人になったら誰の目も気にせず好きな場所に行き、仕事をし、好きな人とだけ付き合えるんですよね。
大人になると1人でもできる楽しいことがいくらでもある!
学生時代のような友達は無理に作らなくていいんです。
これは今まさに「友達がいない」ということで悩む少年少女に伝えたいことですね。
逆に、友達は大人になってから作ることだって可能だし、作ろうと思えば何人作ることも出来るんです。
そう、大人の『友達』はね。
「どうしよう、友達がいない…」という大人のあなた。
子どものころのままの認識を大人仕様にアップデートしてください!
大人になってからの『友達』って、子どもの世界のそれより、ずっとずっと自由なものですよ!
遊ばなくても友達。会わなくても友達
第一「友達全然いない」という人は本当の本当にいないのか。
もう一度よく考えてください。
「年賀状も送ってないし、住所も知らないし、メアドも知らない。
昔はよく遊んでたけど、今じゃ風のうわさで結婚したことを知っているだけ。
SNSでたまにチェックするけど…」
実は大人の『友達』は、そんな遠い存在のあの人も友達なんですよ。
相手はどう思っているかは別として「あの子元気かなー」とたまに思い出せるその人は間違いなくあなたの友達です。
いつでも会えてウェ~イwできるのが友達というわけではないんですよ!
お互い思いやれることができるだけで十分友達です。
大人になると、子育てや仕事やなんかで忙しくなって昔の友達には会えなくなるものです。そのことを悲嘆せず「またいつか会えるさ♪」とポジティブに考えるようにしましょう。
……そう考えると「あれ?もしかして私友達いるんじゃない?」という気持ちになってきたんじゃないですか?
たまに会って情報交換できる人も、友達!
「友達とは言えないけど、会うと世間話する人はいます」
というあなた!
友達でなくても、そうやって情報交換できる人がいるということは良いことですね。
ある意味こういうのも『友達』です。
ママ友がいい例ですね。
無理に友達を作ろうと頑張るのはやめよう
集団の中で、無理に友達を作ろうとしてしまう人はいませんか?
友達がいなくて孤独だと思っていると、つい日ごろから友達を作らなければ!と頑張ってしまうものです。
気を遣って自分のことをぺらぺら話したり、おべっかを使ったり。
無理に社交的な自分を作って疲れないはずはありません。
一生懸命友達を作ろうと努力して、結果誰にも相手にされないと「どうせ私なんて」と落ち込んで「私って誰にも理解されない…」と考えすぎてますます友達に対してコンプレックスを抱くようになってしまいます。。
子どものころのような友達(脳内の都合の良い友達)は簡単にできるものではありません。
もっと力を抜きましょう。
友達が欲しい、優しいあなたへ
それでもまだ
「いや、私はもっと気軽にいつでも会って話せる『友達』が欲しいんです」という人。
学生のころに作れなかった気兼ねなく付き合える友達。
お互い共通の趣味を持ち、話せる友達。
例えば親の都合で引っ越しが続いて友達を作れなかった。(うちの夫がまさにそれ)
過去に親しかった友人たちとあることがきっかけで完全に疎遠になった。。(あるある)
いじめに遭ったり、友達作りに失敗した過去の経験から友達との関係に自信がない人はたくさんいます。
だからと言って、その人たちがみんな欠陥人間かというとそうではないですよね。
私の経験上、友だちが少ない人は性格が悪い人より圧倒的に気を遣いすぎてしまう優しい人たちが多いんですよ。
これまで大人の世界での『友達』について説明してきましたが、
誰だって、一緒にいて楽しい!嬉しい!と思えるような友達は作れるんです。
ちょっと認識を変えるだけでね。
というわけで、次回は大人になってからの友達の作り方についてです!
良かったら読んでくださいね。
森雨でした。
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