こんにちは、森雨です。
皆さんお加減いかがでしょうか?
私は先週安定期に入りました。
2人目だと安定期まで予想以上に「あっっという間」ですね。
先輩ママさんのおっしゃる通り!
最近コメント寄せてくださる方がほんとに多くて、、ありがとうございます( ;∀;)
記事よりコメントの数のほうがずっと多いのがこのブログです。笑
また何か感想とかご意見とかありましたら書いていただけたら励みになるのでよろしくお願いします。
今回の記事は『自律神経失調症』について。
私はこの『自律神経失調症』っていう病気なのか悪魔の遺伝子なのかわからないヤツと長年戦っています。
高校くらいから体調不良で、ずっとどこに行っても「自律神経が…」と医者ににごったお茶を出されているわけです。
生きづらさの原因にもなっているこの自律神経について、初めてこのブログでもまとめてみようと思って色々と勉強してみました。
多分(絶対)心当たりがある人が読者の方にも多いと思うので原因と対策もまとめてみたいと思います。
これを読めば長年忌み嫌っていた自律神経とお友達くらいにはなれるかもしれません。
目次
【自律神経失調症】症状ってどんなの?典型的な症状と私の場合
そもそも、自律神経とはなんぞや、という話なんですが、
これは『交感神経』と『副交感神経』というもののことなんです。
例えば、『交感神経』が心臓の動きを活発にしたり、瞳孔を開いたりと興奮させたりするのに対し、
『副交感神経』というのはその興奮した神経をリラックスさせるために働きます。
交感神経は緊張させたり・興奮させて身体のエネルギーを使う状態に持って行きますが、
副交感神経は身体を休めたり、エネルギーを保持したり、回復に向かわせたりするために働くもの。
この真逆の働きをする神経たち(自律神経)が一緒に働くことで体の機能は維持されているわけです。
また自律神経は意志とは関係なく、人の喜怒哀楽でも働きます。
例えば、階段から滑り落ちそうになったときに怖さからドキッとしたり、冷や汗が出たりするのは
感情の揺れから交感神経が刺激されて体の器官に指令が届くからです。
感情の浮き沈みでも自律神経があっちゃこっちゃと働いているんですね…。
ちなみに、自律神経失調症は4つのタイプがあり、
- 本態性型自律神経失調症…生まれつき自律神経が乱れやすい体質の人(低血圧・虚弱体質など)
- 神経症型自律神経失調症…心理的な要因から自律神経に不調が出る人
- 心身症型自律神経失調症…約半数がこのタイプ。喜怒哀楽や疲労・ストレスにより自律神経に変調をきたす
- 抑うつ型自律神経失調症…ストレスが慢性的に蓄積して、鬱の反応をきたすと現れるもの
典型的な自律神経失調症の症状はこんなの
体の機能を司る重要な神経が乱れ、自律神経失調症となったときの症状は
身体全身に表れる可能性があります。
- 頭痛
- 耳鳴り
- 食欲不振
- 生理不順
- 倦怠感
もし私のように精神的なストレスが原因ともなると、人によって
数限りなく症状が現れます。
- のどの異物感
- 動悸が激しくなる
- 立ちくらみ・めまい
- 多汗
- 息苦しい
- 耳が詰まった感じがする
よく聞かれるのはこういうものです。
人によって全く症状も度合いも違うので一概にこう!とはいえないのが
『自律神経失調症』あるあるです。
医者も「自律神経失調症です!キリッ」という明確な診断というよりは、
「自律神経失調症…かなぁ?」という感じなのはそのせいです。
【自律神経失調症】私によく出る症状はこんなの
私は人よりストレスを感じやすいタイプのようで、精神的なものが原因で自律神経失調症に
なっています。
だから、日ごろから「ちょっと疲れたかも」と思うと、すぐに症状がドーン!と現れます。
例えば、
- 不整脈(期外性収縮)
- 下痢と便秘を繰り返す(過敏性腸症候群)
- 息苦しくて眠れなくなる(不眠になる)
- 慢性じんましん
- 倦怠感(よく横になる)
- めまい
- 胃痛・胸やけ
これは高校生のころからの症状で、すでに慣れっこになっています。
しかし、元気でいたい!と思っても身体が思うようにいかない…というのは
産後特に辛く感じるようになりました。
【自律神経失調症】こういうところがツライ!
自律神経失調症は病気のようで病気でない。
誰しもが起こりうるものなので、特別な特効薬があるわけではないんですよね。
私のような万年精神面の不調を抱えている者にとって自律神経失調症は本当に厄介です。
心の調子が体の不調に直接影響するのでどれだけ気が焦っても身体がついていかんのですよ。
産後はホルモンバランスの乱れとストレスと寝不足なんかから、特にその状態が顕著になりました。
例えば、妊娠中からひどくなったのは期外性収縮。
脈がときどき飛んで、激しく打つ!というものを繰り返すあの症状はいくら辛さを訴えても
「あまり気にしすぎないように」と言われるだけです。
慢性じんましんに関しても、「ストレスに関係して出たりするから、あまりストレスをためないように」
とか言われるんですよ。
そんなこと言ったって、夜中にぶわぁーって全身みみずばれ・激しいかゆみになることにストレスを
感じない人なんかいるのか?!って感じっすよ。
ていうか、ストレスを溜めないようにするなんて10000%無理!
【自律神経神経失調症の原因】環境だけでなく、性格や遺伝も
自律神経神経失調症の原因は、第一にストレス環境にいることがあげられます。
刺激の多い環境とは、例えばストレスを感じやすい職場や家庭環境から
パソコンやスマホの液晶画面の光などもその要因になりますし、
寝不足や運動不足なんてのもあります。
天気(台風や低気圧)や季節の移り変わり、騒音など五感を刺激するものならなんでも。
また生まれつきの体質や性格、ものごとの考え方から受け取り方に至るまですべて自律神経神経失調症の原因になります。
この体質、というのも曲者で冷え性だったり体力の無さや食べても太りにくいという人も自律神経が乱れやすいんです。
遺伝的な影響もあり、親が同じように自律神経失調症に悩んでいたりするとそれはやはり体質なので子どももなりやすいんです。
私の場合も、母が特にひどいダルさを常に抱えていていつも体調の悪さ×機嫌の悪さという感じでした。。
私も産後同じように、怠さが顕著なので今になってみるとよくわかります…
【自律神経失調症の原因②】女性ホルモンの影響は大きい
自律神経失調症は圧倒的に女性が多いようです。
自律神経の中枢がある脳の視床下部にはホルモンの中枢があります。
女性ホルモンは思春期から妊娠・出産、産後、更年期で大きく変わるんです。
自律神経はその影響を受けやすいので、ホルモンの分泌が安定している男性より女性のほうが自律神経失調症で悩む人が多いんです。
また女性は社会や家庭の人間関係でも重圧を抱えやすいのでストレスをため込みやすいんです。
【自律神経失調症の対策】自律神経失調症は何科へ行くべき?
「自律神経失調症かも?」と自分で判断して病院に行っても胃炎は胃炎だし、じんましんはじんましんなんです。
初めて行った病院で「自律神経失調症」と診断されることはあまりないです。
まずは身体の不調に応じた病院に行って様子を見てからでも遅くはないので
例えば胃炎なら内科か消化器科、じんましんなら皮膚科で大丈夫です。
それでもなかなか改善しない、ストレスが原因のような気がする…というのであれば心療内科に行くのが良いです。
心療内科は「内科」というだけあって、心身の状態をトータルに診てくれるので心の不調からアプローチしてくれます。
必要があればカウンセリングルームを案内してくれたりもします。
【自律神経失調症の対策】自宅で出来る!自律神経を整える方法を調べてみた
自律神経失調症は病気のようで病気ではない…という感じなので、たとえ病院にかかったとしても
かなり長期戦になります。
薬を飲んでハイ!治った!というのなら長年悩んでいる人はいませんよねー…。
ということで、自宅で出来る自律神経失調症の対策を調べてまとめてみました。
【自律神経を整える①】マインドフルネスと瞑想
今話題の『マインドフルネス』は自律神経失調症にも効果的のようです。
マインドフルネスとは、「疲れた」「いらつく」「ツライ」などのネガティブな感情を感じる偏桃体(へんとうたい)の支配から抜け出し、
目の前に起こっていることに気づこうというもので『気付きのトレーニング』とも呼ばれる。
目を閉じ、リラックスした状態で「今、ここ」を感じることによって頭の中のモヤモヤや不安などからポジティブで冷静な目を
向けるきっかけをつくる練習をするんです。
最近色々と本が出て話題にもなっているので、また次回の記事で詳しく紹介したいと思います!
【自律神経を整える②】運動不足を解消し、ストレスを解消する
私のようにパソコンの前で一日働く者はもちろん、車の運転手や家で過ごすことが多い人は
まあ『運動不足』と呼ばれるヒトとなりますよね。
運動不足は「太る」以外にも問題があり、運動機能・筋力の低下、血流が滞ることで冷え症となり
自然と体の調子が悪くなっていきます。
ただ、忙しい人にとって運動する時間を取るのは難しいんですよね…。
でももし自律神経を改善したいというのなら始めて損はないのは確かです。
- スイミング
- ウォーキング
- ヨガ
- 太極拳
スイミングは全身運動なのでダイエットにもいいうえ、関節を痛めたりすることがなくておすすめです。
ウォーキングはすぐに始められるし、ヨガは家でも気軽に始められます。
一風変わって太極拳なんかも趣味としても楽しいですよねぇ。
自律神経にはあまり神経を興奮させるようなキツイ動きのものはよくないんです。
ゆるゆる続けるためにも、自分が楽しいと思えるような穏やかなスポーツをおすすめします!
教室とか行ければいいんだけど、ヨガマット買って、
DVD買ってやるだけでもいいと思うの…。
【自律神経を整える③】自律神経のためのハーブティや音楽
鬱やパニックなどの症状の原因となる自律神経失調症に着目した商品もあります。
薬を使わないので気軽に生活に取り入れられるのが利点ですね。
たとえば、ハーブティ。
ハーブには高ぶった神経を落ち着けてリラックスさせ、自律神経を整えることを期待できるものがあります。
ハーブティのイメージとして「歯みがき粉みたい!」とか「味が薄くて効果がよくわからない…」というものがありますが、
最近はハーブティの専門店が増えてきて、初めての人でも美味しく味わえるハーブティがたくさん出ています。
また、ストレスケアのものだけでなく安眠に向けたもの、ダイエットなどに目的別に効果を期待できるものも出ています。
CDにも自律神経に特化したものがあります。
川のせせらぎや小鳥の鳴き声などと音楽が一緒に収録されたものもあり、
いかにもヒーリングミュージックという感じのCD。
ある周波数で音楽を聴けば自律神経が整う…という内容で正直「ほんとに?」という
感じですが、実際CDをかけてソファで横になったりすると即寝落ちしてしまいます。笑
憂鬱なときや眠れないとき、なんか気持ちがワサワサするときはよく聴いてます。
仕事中に聞くと…すんごく眠くなるので要注意です。。
(Amazonプライム会員はどっちもAmazonミュージックで聴けます)
【最後に】人によって『ストレスの溜まりやすさ』は違うということ
ストレスの度合いって人によって違います。
私のような生い立ちで、しかも発達障害となるとそれは顕著です。
周囲の音の刺激にも弱いし、くよくよ悩みやすいし、人の目も気になります。
『ストレスのたまりやすさ』は人によって違うということを理解しておかないと、
私のように自律神経が狂うまでよけい頑張ってしまうんです。
いくら仕事といえど、潰れてしまったら元も子もないので私は無理せず休んだり遊んだり
ストレス解消と称して自分の楽しみの為に時間を使うことを意識的にしています。
それでもまだ、前述のような自律神経の症状はよく出ますが( ;∀;)
人生は思ったより長いです。
今無理してダメになるより、細く長く生きられる道を模索しましょう!
森雨でした。